陸自700人配置が完了/宮古島駐屯地
佐藤司令「南西防衛の第一線」
2020年4月7日(火)宮古毎日新聞
陸上自衛隊宮古島駐屯地(佐藤慎二司令)配置部隊の配置完了を記念した編成完結行事が5日、同駐屯地で行われた。同駐屯地の宮古警備隊をはじめ、すでに配置されている部隊の隊員約200人が参加。佐藤司令は「宮古島は南西防衛の第一線。われわれの配備は島しょを守り抜くというわが国の断固たる意志。宮古島駐屯地隊員一同が自らの使命を果たし任務の完遂を誓う。皆の活躍を期待する」と訓示した。
同駐屯地にはこの日までに宮古警備隊(隊長・佐藤司令、約360人)、第7高射特科群(栗田昌彦群長、約180人)、第302地対艦ミサイル中隊(園村健之中隊長、60人)のほか、整備部隊やその他(会計等)で約700人の配置が完了した。
最も人数の多い宮古警備隊は中距離多目的誘導弾や地上レーダー装置1型などを有する隊で第7高射特化群は03式地対空誘導弾システムを運用。第302地対艦ミサイル中隊は12式地対艦誘導弾を運用する。(以下略)