◎「静岡・沖縄を語る会」総会・前泊先生記念講演会を開催しました
5月からコロナ禍でのびのびになっていた今年の「総会」を、昨日午後1時30分~静岡労政会館でようやく開催した。
山崎共同代表の「開会挨拶」を受けて、池田議長のもと「昨年度の活動報告と今年度の活動方針」について議論をする。活動の三本柱として「辺野古新基地建設の阻止運動」と「南西諸島への自衛隊配備の反対運動」と「日米地位協定の改定運動」を提起し、承認される。
2時30分~の「記念講演」はコロナ禍なので、沖縄国際大学の前泊先生に「ズーム講演」と言うスタイルでお願いした。
講演テーマは「そこが知りたい!安保と地位協定」についてじっくりと話を受けた。今年、県議会への「日米地位協定の請願運動」の中で「日米地位協定」や「日米合同委員会」の事がほとんどの人に知られていない事を感じていたので、前泊先生の報告は大変勉強になった。日本の「日米地位協定」はまさに世界一不平等内容であり、沖縄が一番被害を受けている。早急な改定をめざした運動を広めていきたい。
前泊先生の報告で一番印象に残ったのは、「政府は普天間飛行場は世界一危険な基地と言っているが、実際は米軍機事故が一番多いのは嘉手納基地だ。嘉手納基地の撤去こそが重要だ」との指摘である。