宮古島・保良基地へのミサイル弾薬の配備強行に抗議!
11月15日防衛省前行動
昨日、11月15日、18時30分からの「宮古島へのミサイル弾薬強行搬入に抗議・弾劾する緊急行動」に参加できました。緊急にもかかわらず多くの市民が参加していました。
「かわさきからも」と言われて、アピールもさせていただきました。
宮古島保良訓練場へのミサイル弾薬強行搬入は許されない!沖縄・琉球弧を戦場にするな!
辺野古基地いらない!琉球弧のミサイル基地化NO!、改憲NO!のみなさん!
防衛省は14日、宮古島城辺保良の訓練場に地対艦・地対空ミサイルの弾薬搬入を強行しました。この日早朝、海自の巨大な輸送艦が宮古島・平良港に入港!
弾薬を搭載したトラックを降ろし、自衛隊の車両で保良弾薬庫まで輸送しました。港では、朝早くからかけつけた市民が「宮古島には基地はいらない!」「弾薬搬入をやめろ!」の激しい抗議行動が展開されていました。
ミサイルが配備されれば、当の宮古島が攻撃目標になり、島民の生命財産が危険にさらされるのです。今、台湾海峡をめぐって米中が対立を深めている中、軍事衝突(有事)になれば、宮古島を含めた琉球弧が矢面に立たされ最前線になるとされています。保良弾薬庫は保良集落に隣接しておりその距離はたったの200メートル!
災害や事故、有事の際など影響をもろに受けざるえない近さですが、住民の避難計画は国から示されていないとのこと。
昨日の防衛省前行動、主催者がこの状況を訴え、現地からは山城博治さんが「さっそくの防衛省前行動に感謝、現地とヤマトでたたかおう!」と力強くあいさつを送ってくれました。
沖縄関連の運動、首都圏での拠点「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」など2団体が岸田総理大臣・岸防衛大臣への申し入れを行いました。
その後各団体からのスピーチ、「かわさき」からは「毎月市内駅頭での署名とスタンデングを継続している。昨日も15人が集まって行ったがこの宮古島へのミサイル弾薬搬入のニュースを聞き市民にも訴えて来た。そして大きな問題として、9月から11月まで陸上自衛隊10万人での全国の演習が行われていることだ。北海道から九州までの緊急移動訓練、高速道路や公共ふ頭を使い、また民間のフェリーを使い、さらには隣の横浜ノースドックからは米軍艦船も利用して訓練している。しかも重要なのはそうしたことがほとんど報道もされずに、多くの市民がまったく知らないうちに行われている。今こそ市民の運動を大きくしていきたい。」との趣旨で発言をさせてもらいました。中国脅威論、沖縄・辺野古、琉球弧のミサイル基地化、日米の共同での大軍事演習、差別と排外主義、そして戦争をするための「改憲」・・・!
「今、歴史が大きく回転している状況だ」との発言もありました。ほんとうにそう思います。
「軍隊は住民を守らない」、この沖縄戦での事実に基づいた教訓があります。今、防衛省・自衛隊がやろうとしているのは、住民を盾として戦争を行った旧日本軍と同じことにほかなりません!
うそっぱちの「中国脅威論」や戦争国家化、差別と排外主義をぶっとばす大きな市民の運動をみんなでつくっていきましょう!