***********
「ウクライナから平和を考える」
ウクライナの戦争開始から、この24日で7か月になります。ロシア政府はついに動員令をかけ、「特別軍事作戦」という小規模なものではなく本格的な戦争をしていることを国民に暴露せざるをえなくなりました。これを機にロシア国内では反政府デモが再び噴出し、徴兵逃れのため国外に出る人が続出、「百万本のバラ」を歌う名高い国民的女性歌手もプーチンを批判しています。大きな変化の予兆です。
ロシアの侵略を機に「日本も武装しなくては侵略される」という恐怖が国民に広がり、岸田政権はこれを利用して防衛費の倍増を主張する始末。憲法で戦力を持たないと決めた日本を、世界第3位の軍事大国にしようというのです。さらに民主主義を破壊した安倍元首相を国葬し神様扱いしようとしています。日本を戦前に戻す行為で、狂気の沙汰です。
僕はこの5月3日、「憲法9条こそが国を守る」という主張を込めて『非戦の誓い』を出版しました。ウクライナの状況が不透明だったころ、果敢に現地に飛び込んだ若きジャーナリスト志葉玲君が8月に『ウクライナ危機から問う日本と世界の平和』を出しました。両方とも出版社は都内の「あけび書房」です。
同社の主催で10月30日(日)に杉並区で出版記念企画が催されることになりました。志葉君と僕の講演、そして対談がメインです。どなたでも参加できます。どうぞお出でください。要綱は下のとおりです。
・・・・・・・・・・・・
出版記念企画
伊藤千尋×志葉玲
ウクライナ危機から平和の道を考える
日 時 2022年10月30日(日)14:00〜16:30(開場13:30)
会 場 ワイム貸会議室 荻窪
(東京都杉並区上荻1-16-16 ユアビルI 2階
参加費 1000円(ZOOM視聴含む)
会場参加はお申込みなしで参加できますが、人数把握のために事前申込いただければありがたいです。
またはメール civilesocietyforum@gmail.com
メール civilesocietyforum@gmail.com
共催 あけび書房 http://www.akebi.co.jp/
ロシアの侵攻による「ウクライナ危機」が長期化している中、
「台湾危機」を理由に日本の軍事力強化と改憲が喧伝されています。
そして、核戦争の「終末時計」も100秒を刻んでいる人類的危機にある今、私たちはどのような道を進むべきで、何をしなければならないか。
あけび書房から『非戦の誓い 「九条の碑」を歩く』を出された伊藤千尋さんと、『ウクライナ危機から問う日本と世界の平和』を出された志葉玲さんの講演・対談で、皆さんと課題をシェアします。
