「台湾有事と沖縄県知事選~沖縄が問う日本の民主主義の現状と課題」(仮題)
8月2日、ペロシ米下院議長が訪台しました。これは米政府が「一つの中国」政策を実質上破棄し、「台湾の平和と安定」のために同盟諸国を動員していくための示威行為です。これにたいし、中国政府は軍事的に対抗しています。こうした緊迫した情勢の下で、日本政府は、7月22日に発表した防衛白書に、台湾有事に関する一言を盛り込んでいます。
日本政府は、「自由の航行作戦」という、中国を「敵国」と見立てた米軍の軍事作戦行動に参加するだけでなく、沖縄・南西諸島の自衛隊基地を拠点にして中国を攻撃するという在沖縄米海兵隊の「遠征前方基地作戦(EABO)」の訓練にも参加しています。「遠征前方基地作戦(EABO)」は、米海兵隊が中国を先制攻撃し、中国が反撃してきたならば、自衛隊にほぼ壊滅するまで戦わせ、沖縄の人々は戦火にさらしたままにしておくというものです。日本政府は、中国との緊張を極度に高める米政府と一体になって、台湾有事を煽っているのです。
このような中で、沖縄県知事選が行われます。最大の争点は何なのかについて前泊博盛(まえどまり ひろもり)先生にお話していただきたいと思います。
・日時:8月24日(水)17:30~
・仮題:「台湾有事と沖縄県知事選~沖縄が問う日本の民主主義の現状と課題」
・講師:前泊博盛(まえどまり ひろもり)沖縄国際大学・大学院 教授
・参加無料
※チラシのPDFファイルは以下からダウンロードできます。
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