●陸自、陸自・勝連分屯基地のミサイル配備に反対する写真展の開催!
以下、東アジア共同体研究所 琉球沖縄センターからの呼びかけ!
東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センターの写真・資料を提供し、「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会(準備会)」が主催する「南西諸島ミサイル要塞化写真展」が以下の日程で開催されます。当センターは写真展を通して沖縄のミサイル戦場化に反対する県民世論を喚起します。ぜひ会場に足を運びご観覧ください。
〈うるま市「南西諸島ミサイル要塞化写真展」開催日程〉
▽3月26日(土)、27日(日) うるま市勝連内間公民館 午前10時~午後4時
▽4月2日(土)、3日(日) うるま市勝連南風原公民館 同上
▽4月9日(土)、10日(日) うるま市勝連平敷屋公民館 同上
▽4月16日(土)、17日(日) うるま市与那城公民館 同上
〈主催者の記者会見での声明〉
ミサイル配備から命を守るうるま市民の会(準備会)は、東アジア共同体 琉球・沖縄センターの協力で「南西諸島ミサイル要塞化」写真展をうるま市勝連・与那城地域の4公民館で連続開催します。自衛隊の南西シフトで琉球弧(奄美ー与那国)の島々に地対艦・地対空ミサイル配備が進み、米軍も列島線へのミサイル網配備、核搭載可能な中距離ミサイルの配備を計画しています。
そうした中、うるま市勝連の陸上自衛隊勝連分屯地にも地対艦ミサイル部隊の配備が発表され、南西諸島の地対艦ミサイル部隊の連隊本部が置かれると報道されています。
「南西諸島のミサイル要塞化」が進むなかで、「台湾有事」への日米共同対処の動きが強まり、軍事専門家は米軍が関与すれば「沖縄が最初の標的」となり、自衛隊が関与すれば「日本(本土)も巻き込まれる」と指摘しています。昨年12月には共同通信が、「日米が共同作戦原案を策定」と全国にニュース配信し、県内2紙が「南西諸島に攻撃拠点」「米軍、台湾有事で展開」「住民巻き添えの可能性」と大きく報じました。
勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊が配備され、連帯本部が置かれることになると、同基地が有事の際に敵ミサイルの攻撃目標となり、周辺の住宅地に被災が及び住民を犠牲に巻き込みかねません。ウクライナ情勢に乗じて自民党内に「核共有論」が高まっています。復帰時の「核密約」で「日米は有事の際、沖縄に核兵器を再導入・貯蔵することを合意」し、「核共有を突き詰めれば、沖縄配備が選択肢になりかねない。核配備は沖縄が標的になることを意味し、県民の生命・財産を危険にさらす」(琉球新報3月2日社説)と指摘されています。
写真展を通し南西諸島、勝連分屯地の「ミサイル基地化」の実態を学習し、市民がミサイル戦争に巻き込まれかねない危機感を共有し、沖縄を再び戦場にさせない運動を構築していきます。
【展示資料】
◎奄美、沖縄島(本島)、宮古、石垣、与那国の自衛隊基地・反対運動の写真、自衛隊南西シフト、米軍列島線戦略の図表、高速滑空弾など装備のイラストなど100点。南西シフトを分かりよ
く紹介するアニメ動画。関係図書など。
◎写真家国吉和夫氏「メースB核ミサイル撤去」の写真展示。1969年11月佐藤・ニクソン声明は「72年沖縄返還、核抜き、本土並み」を発表。在沖米軍は12月29日、県内4カ所のメースB核ミサイルの解体撤去作業を公開し沖縄からの核撤去をアピールした。佐藤・ニクソン両首脳は「有事の沖縄核再持ち込み」密約を交わしていた。両首脳の署名入り密約文書、復帰前の大量核配備裏資料も展示する。
◎小出由美氏「辺野古埋立南部土砂採取への抗議ハンスト」写真展示。
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