2021年 韓米合同軍事演習反対! 米大使館行動の呼びかけ
資本主義を超える新しい時代を拓く 反戦実行委員会
ともに闘う仲間の皆さん!3月8日から韓米合同軍事演習会が行われます。
報道によれば、18日までコンピューターシュミレーション形態での指揮所訓練(CPX)で進められる予定です。訓練は週末を除いた9日間です。訓練の規模や具体的内容は明らかになっていません。
実際に兵力が投入される実働演習ではない訓練ですが、過去には朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)への侵攻作戦や指導部の暗殺作戦の訓練が行われるなど、共和国への敵対行動・軍事重圧そのものです。共和国の反発は必至で、韓国・アメリカとの対立は一層深まります。共和国は1月の朝鮮労働党大会で韓国に対し、「南北間の軍事合意に逆行するもの」と非難し、南北関係改善の前提条件として「米韓合同軍事訓練の中断」を要求しています。
朝鮮半島に緊張をもたらす合同軍事演習は中止すべきです。私たち反戦実は断固として反対します。
米・バイデン政権の共和国に対する外交方針は明確にはなっていませんが、トランプ外交を全否定しオバマ政権の「戦略的忍耐」を継承し、経済制裁と軍事重圧をかけ続け、共和国の一方的な譲歩のみを要求する悪辣な方針となる可能性が大です。実際は忍耐などと言う対応ではなく、重圧をかけ続けることで共和国の反発を誘発し、政治的軍事的緊張を高め、朝鮮戦争の終結・朝鮮半島の緊張緩和の動きを破壊するものです。
バイデン政権は、共和国だけではなく中国も敵対国家と規定し、政治的軍事的な敵対を強め、東アジアの緊張関係を激化させようとしています。
菅政権は、バイデン政権を歓迎し、共和国・中国に対する軍事態勢の強化に連携しようとしています。我々日本の労働者人民も、辺野古新基地建設阻止、反戦反基地の闘いに立ち上がり、東アジアの戦争危機を煽る日米帝国主義の策動と対決しなければなりません。
東アジアの平和を、民衆の力で創り出していくために粘り強く闘いましょう。
朝鮮半島の自主的平和統一のために闘う朝鮮半島民衆、在外の朝鮮人民と連帯
し、3月韓米合同軍事演習反対の声を米大使館に対し挙げていきましょう。
日 時:8月10日(火)16時~
集 合:JTビル前 (東京メトロ 虎ノ門駅徒歩10分
呼びかけ:資本主義を超える新しい時代を拓く 反戦実行委員会
(連絡先:090-6481-6713)