「敵基地攻撃能力」の公然たる保有に向けた動きを批判するために
7月22日杉原 浩司さんのfacebookより
この間、「敵基地攻撃能力」の公然たる保有に向けた動きを批判するために、いろいろな文章や記事を読んでいるのですが、その中から2つご紹介します。
論理の巧妙さから見ても、また、自民党国防族への影響力の点から見ても侮れないと思います。
「敵基地攻撃能力」の議論の前に日米同盟の再定義を
安全保障戦略の見直しに向け、日米で「戦い方」の共有が必要だ
村野将(米ハドソン研究所研究員)
(Wedge、7月20日)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/20229
専守防衛下の敵地攻撃能力をめぐって~弾道ミサイル脅威への1つの対応
(高橋杉雄)
http://www.nids.mod.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j8_4.pdf
※村野氏は、日本が持つべき「敵基地攻撃能力」について、北朝鮮や中国の移動目標の攻撃は不可能と認めたうえで、空中発射型に加えて、海洋発射型、移動式の地上発射型の「スタンドオフミサイル」で固定目標を攻撃することを提唱しています。そのことで米軍による攻撃を補完するとともに、米軍の作戦・攻撃計画の立案に参画できるとも主張しています。
<こちらは1時間ほどの動画です>
Web座談会:イージス・アショア計画撤回と今後のミサイル防衛のあり方
登壇者:
高橋杉雄(防衛研究所防衛政策研究室長)
長島昭久(衆議院議員/元防衛副大臣)
村野将(ハドソン研究所研究員)
司会:小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員/明海大学教授)
https://www.youtube.com/watch?v=C-BIJnoC0vg&feature=youtu.be