************
米軍車両を40分止めました。選挙で沖縄の命を守れないことに気付いて。(2021年10月30日、北部訓練場)
2021年10月30日深夜0時半頃、米軍車両が北部訓練場に向かっていることに気付きました。2時半頃、北部訓練場に行くとN4ヘリパッドで作業または訓練をおこなっていました。全琉警備保障の警備員さんが二人いました。パトカーがパトロールに来ましたがすぐに去っていきました。
米軍車両がライトを点けたまま作業していたので、4時20分頃、沖縄防衛局に、生態系に悪影響なので止めさせてと苦情の電話を入れました。
ゲートの警備員用ライトにはクスサンなどの蛾が来ていました。光害です。やんばるでこの程度の配慮もできないのでしょうか。
朝6時25分頃、米軍車両3台が出てきました。警備員さんがゲートを開けたあと、そこに立って米軍車両を止めました。
しかし、バックしてN4のもう一方のゲートから出ていきました。先に出た2台は残りの1台を待つための県道70号線のカーブで待機していました。
走って県道70号線上の米軍車両の前に立ちました。先頭車両の前に行くのは間に合わないと判断し前から2番目の車両の前を選びました。
動画約10分。米軍車両が最後まで乱暴な運転をしています。ワタシが前に立ちふさがったからという理由でこれが許されていいはずがありません。ぜひご覧ください。※全琉警備保障株式会社警備員さんの顔が写りこんでいる部分、一般車のナンバーが写りこんでいる部分、警備員さんが聞かれたくないであろう警備員さんの声はカットしています。
2台が同時に上り下り車線から向かってきたので1台しか止めることができませんでした。
残った1台は対向車線に何度も出て向かってきたりバックしたりを繰り返しました。
ワタシは警備員さんに、北から(つまり、米軍車両が停まっている車線に)一般車が来たら(その車両が通行できなくなるのを防ぐために)ここをどくと伝えました。警備員さんの一人は北から車が来たのにどかなかったと主張していますが、ワタシは北からバイクが1台すり抜けた以外の車両は確認していません。警備員さんはきっと、北から車両が来たらどんな状況であれワタシがどくと思ったのかもしれません。通行ができない一般車がない状態でここをどく理由はありません。
結局、ワタシの前に警備員さんや米兵が立ちふさがり、7時5分頃、米軍車両は通過していきました。ワタシの前をふさいでいた米兵は走って米軍車両を追いかけ乗り込みました。最後の米軍車両は待機している車両の後ろに停まればいいのに、スピードを落とさず対向車線に出て待機車両を追い抜いて前方に出ました。
おまわりさんがまだ来てなかったので、少し離れたところに停めた車に向かって歩いていたら北側からパトカーが向かってきたのでまた現場に戻りました。おまわりさんが二人来ました。
米軍車両を40分止めました。選挙で沖縄の命を守れないことに気付いて。(2021年10月30日、北部訓練場)
そしたら軍の警備員さんも一人来ていました。米軍車両を止めている間、なんで軍の警備員さんが来ないのかと思っていました。朝一の人数が足りなかったからでしょうか。
昨日投開票が行われた衆院選では自民党が絶対安定多数の議席を獲得しました。
人は基本的にお金に弱く、強いものには抗いたくないのです。これが続けば今以上に国民の生活は崩壊しますが、声をあげられない生き物たちまで巻き込みます。
選挙は無意味ではありませんが、実力行使を伴わない行動で沖縄の生き物たちの命は救えません。環境破壊は止められません。
生き物たちを救わない道をいつまで選ぶのですか。