■安保3文書と防衛予算の倍増に異議あり! 2・23横浜集会
日中関係から見た安保3文書
・講師 岡田 充(おかだ・たかし)さん (共同通信客員論説委員)
・日時 2月23日 14時30分~17時 横浜市・労働プラザ(「石川町駅」下車徒歩5分)
・報告 米軍専用桟橋・横浜ノースドックに小型揚陸艇部隊を新編成の意味 星野潔
巡航ミサイルトマホークを2113億円で購入する狙いは 新倉裕史
多国間訓練拡大する自衛隊 木元茂夫
●主催 すべての基地に「No!」を・ファイト神奈川
●資料代 500円
12月16日、岸田内閣は安保3文書(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」を閣議決定しました。1月11日にはワシントンで日米外務防衛省会談を開催。共同発表で「中国の外交政策は自らの利益のために国際秩序を作り変えることを目指して」いると批判しました。
その中国は何を考え、何をしようとしているのか。台湾との関係はどうなっていくのか。冷静に、事実にもとづいた分析が必要です。日本・中国・台湾に詳しい岡田充さんを、お招きして学習会をもちます。安保3文書が神奈川県内の基地にあたえる影響も分析します。
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※2月23日の集会にぜひご参加ください!!
■1月11日の日米外務防衛省会談で沖縄海兵隊の再編成と横浜ノースドックに小型揚陸艇部隊の配備が合意されました。
「第3海兵師団司令部及び第12海兵連隊は沖縄に残留する。第12海兵連隊は2025年までに第12海兵沿岸連隊に改編される」
「日本における同盟の海上機動力を更に強化するため、2023年に予定される、横浜ノース・ドックにおける小型揚陸艇部隊の新編を歓迎した」
防衛省が横浜市に提示した資料には、「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、南西諸島を含む所要の場所に部隊物資を展開可能」「ヘリや輸送機と比較して大量の物資輸送可能」「港湾がない場所や港湾が破壊された場所でも接岸可能」とあります。防衛省はこの2つの動きが米海兵隊の作戦構想EABO(遠征前進基地作戦)と密接に関係があると公言しています。
■そして、23年度予算にはトマホークの購入費用として2113億円が計上されました。射程距離1650km、イラク戦争でもっぱら地上攻撃のために使われたミサイルです。
■そして、自衛隊の多国間訓練は拡大するばかり。1月19日には沖縄周辺海空域で、日米の早期警戒管制機や哨戒機が共同訓練を行いました。