朝日新聞社 2022/05/13 09:00
【山口】米軍岩国基地に初となる無人偵察機の配備を12日に伝えられた県と岩国市は、一時配備ならば基地機能の強化や変更にあたらないとの受け止めを示す一方、「なし崩し的な延長」に釘を刺した。
岩国市役所を訪れた中国四国防衛局の今給黎学局長は、中国や北朝鮮の軍事活動に加え、ロシアのウクライナ侵略にも言及し、「安全保障環境が厳しさを増している」と指摘。同基地に今月から5カ月間配備される無人偵察機MQ4「トライトン」について、活動範囲は東シナ海や南シナ海を含む西太平洋全域に及び、画像などの情報収集にあたると説明した。(以下略)