07月14日 12時14分NHK鹿児島
陸上自衛隊とアメリカ陸軍による日米共同訓練について、ことし9月に奄美大島で行う方向で調整が進められていることが関係者への取材で分かりました。
陸上自衛隊とアメリカ陸軍による共同訓練「オリエント・シールド」は、日米の実動訓練としては最大規模で、ほぼ毎年、全国各地の駐屯地や演習場などで行われています。
ことしの共同訓練について、県内では9月に奄美大島の陸上自衛隊奄美駐屯地で実施する方向で、地元の自治体への説明など調整が進められていることが関係者への取材でわかりました。
訓練では、アメリカ軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」や、連続してロケット弾を発射できる多連装ロケットシステム「MLRS」を展開するほか、民間施設の利用も検討されているということです。
4年前に開設された奄美駐屯地には、地対空ミサイル部隊や電子戦部隊が配置され、これまでに3回、「オリエント・シールド」が行われています。(以下略)