2023-12-23 14:21時事通信
防衛省は反撃能力(敵基地攻撃能力)や、補給を切らさない継戦能力を保有するのに伴い、取得するミサイルや弾薬の保管場所を確保するために、陸上自衛隊の祝園分屯地(京都府精華町など)を整備し、陸自だけでなく、海上自衛隊の弾薬も保管できるようにする方針を固めた。政府関係者への取材で分かった。
同分屯地は本州の陸自弾薬庫施設では最大級の規模。海自と共同使用することで、南西諸島や九州だけでなく、本州でも有事に備えた補給拠点が整備される形だ。反撃能力保有を決めた安全保障関連3文書により、全国で火薬庫増設計画が進められる中で、共同使用の方針が決まった初のケース。(以下略)