2021/09/10 09:30南日本新聞
陸上自衛隊は9日、全国の全ての部隊を対象にした大規模な実動演習を9月15日~11月下旬に実施すると発表した。1993年以来28年ぶりで、隊員約10万人が参加する見通しだ。鹿児島県を含む九州の演習場などに北海道や東北、四国の部隊を展開。海洋進出を強める中国を念頭に、運用の実効性や抑止・対処力を高め、南西地域の防衛力強化を図るとみられる。
地元説明などによると、霧島演習場(湧水町、えびの市)、福山演習場(霧島市)、国分駐屯地(同)、えびの駐屯地(えびの市)に9月下旬、中部方面隊第14旅団(香川県)の約3100人、車両約800台が展開する予定。(以下略)