オスプレイ監視活動速報No.273(2022.8.24)
本日No.272を発行して、送信しましたが、作成後、「104訓練」について、昨日の動きが分かりましたので、加えて報告します。
改めて、今回の「104訓練」の概要について報告します。
実施部隊 第12海兵連隊第3大隊(中隊レベル)
人 員 約330名
車 両 約70両 155mm榴弾砲 6門
日 程 8月下旬 キャンプ富士に到着
8月28日~9月6日 (うち8日間)
9月中旬 キャンプ富士を出発
前回の「104訓練」では、HIMARSが参加したため、車両70両に含まれているか、御殿場市役所担当課から防衛省に尋ねたところ、「今回は、HIMARSは含まれていない」という回答を得た。しかし、監視活動でこの点を確認しながら、新たな砲撃訓練が行われないかを監視していきます。
これまでの部隊の移動について
8月18日(木)午後 南関東防衛局は滝ケ原廠舎(しょうしゃ)内に「104訓練現地対策本部」を設置
8月19日(金)午後 第1陣 20名がキャンプ富士に到着。
8月22日(月)午後 第2陣 約120名がキャンプ富士に
15:57 チャーター便ハワイアン航空が横田基地に着陸 沖縄から兵員を運ぶ
17:24 ハワイアン航空が横田基地を離陸。降りた兵員はキャンプ富士に移動。
8月23日(火)午後 第3陣 約100名がキャンプ富士に到着 これで移動完了とのことです。
15:00 チャーター便ハワイアン航空が横田基地に着陸 沖縄から兵員を運ぶ
以上で、今回の「104訓練」の兵員の移動は終了ということです。予定の330名に対し90名少ない約240名です。説明と実数の違いについて、南関東防衛局現地対策本部の担当者は「理由はわからない」としています。(静岡新聞より)
今回HIMARSが参加しないことによる人員減なのか。新型コロナ感染によるものか。コロナワクチン3回接種の参加条件がクリアできなかったのか。理由は様々考えられるが、定かではない。
横田基地の情報は、監視員からの直接の情報及びYOKOTAJOHOブログより作成しています。
岩国基地の情報は「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」からの情報です。
厚木基地の情報は「厚木基地周辺住民の会」からの情報です。
陸自オスプレイの動きについては、千葉県平和委員会とも連絡を取っています。
オスプレイに反対する東富士住民の会 事務局長 渡邊希一