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7月31日(月)午後2時、「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は、以下の抗議声明で記者会見しました。
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陸上自衛隊の基地施設外での訓練中止と抗議声明
陸上自衛隊宮古島駐屯地が、8月3日(木)夜8時から翌朝6時まで、保良訓練場から比嘉ロードパークまでの35Kmを徒歩で往復する野外訓練を行うということです。
保良集落に配布された通知によりますと、宮古警備隊の新隊員教育隊が令和5年度新隊員特技家庭教育として徒歩行進訓練を行うとの内容です。
沖縄では県民の歩行訓練に対する嫌悪感から、1996年のSAKO合意以後、米軍も公道での行軍訓練は止めており、自衛隊も歩行訓練は実施していません。宮古島での訓練は県内で初の歩行訓練になります。なぜ、宮古島市でこのような訓練が行われなければならないのか理解できません。
夜の公道を大勢の隊員が戦闘服である迷彩服を着用し、歩行(行軍)する様子は市民にとって威圧感と恐怖を覚えるものです。自然観察のために子どもたちも通る道です。
「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は同訓練を中止すること、同時に陸上自衛隊の宮古島への配慮について、防衛局の事前説明会では、「基地敷地外訓練はしない」と明言しておりながら、これまで、基地敷地外での訓練が繰り返されていることに厳しく抗議します。
今回の訓練の実施については市民への周知も無く、公道をわが物顔に訓練に使用することは許せません。
「基地の外での訓練はしない」と住民と約束したことをしっかり守ってください。
予定されている基地敷地外での訓練の中止と訓練に対し厳しく抗議を表明します。
2023年7月31日
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会
共同代表 仲里成繁 尾毛佳靖子 清水早子 上里清美