宮古島海保の射撃訓棟施設を公開
07月13日 NHK
尖閣諸島周辺海域の警備を強化しようと建設が進められていた宮古島海上保安部の射撃訓練施設がこのほど完成し、12日、地域の人たちに公開されました。
宮古島市城辺保良に完成した屋内射撃訓練施設は、海上保安庁が総工費およそ5億円をかけて建設した鉄筋コンクリート1階建ての建物で、標的に向けて武器を使用した実弾での訓練が行われます。
施設は幹線道路から90メートル離れていて、射撃の際の発射音が外に漏れないよう防音対策が施されているほか、安全確保のため武器や弾薬などの保管はせず、訓練の際、そのつど運び込むということです。
宮古島海上保安部警備救難課の福元竜介課長は「石垣、宮古に巡視船が増強され、宮古には海上保安官200人も配属されているので、訓練が効率的に行えると思う」と話していました。(以下略)