■國仲県議同席のもと記者会見しました❗
沖縄県3月議会に、「下地島空港の軍事利用を認めない条例制定を求める陳情」を提出したことを公表❗
同様文を玉城知事にも要請します!
■下地島空港の軍事利用を認めない条例制定を求める陳情
政府が閣議決定した安保3文書に基づく沖縄を含む琉球弧の島々を中心とする軍備増強は驚くほど前のめりの勢いで進められており、宮古島においても敵基地攻撃ミサイル配備や電子戦部隊配備など軍拡の波が押し寄せている。
そうしたなか、3千メートルの滑走路を擁する下地島空港においては、米軍機の給油や機体のトラブルを理由とした度重なる緊急着陸、国管理空港に移行させようとする政府関係者の言動、土地調査規制法での「特別注視区域」指定、「特定重要拠点」での指定候補、などにより軍事利用が現実味を帯びてきている。
現下地島空港は、もともと「下地島パイロット訓練飛行場」として建設に着手する前に、日本政府と琉球政府間でいわゆる「屋良覚書」が交わされ、①琉球政府(現沖縄県)が管理する。②空港の使用方法は琉球政府が決める。③国は民間以外に使用させる意思はない。④国は民間以外に使用させることを琉球政府に命令する法令上の根拠を有しない。ことが確認されている。
しかしながら、「屋良覚書」の法的な位置づけが不明確との指摘もあり、現状は米軍に対して「自粛」を求めることにとどまっている。
「屋良覚書」の法的な位置づけを明確にして、下地島空港の軍事利用を明確に拒否できるよう下記のとおり陳情する。
記
1 政府に対し、琉球政府と交わした「屋良覚書」の順守を強く求めること。
2 日本政府と交わした「屋良覚書」の内容を条例化し、法的な位置づけを明確にすること。