◎臥蛇島上陸訓練で一気に加速した日米軍事一体化
11月4日木元茂夫さんのfacebookより
本日4日、海幕がFBに掲載した写真に驚愕した。
1枚目はアメリカ海軍のドック型揚陸艦アシュランド(LSD-48)のドックに入る海自の強襲上陸用舟艇LCAC(エルキャック)。70kmを超える速度で海上を疾走し、最大200名の兵員を輸送する。1隻40億円もするホーバークラフト艇。アシュランドは海兵隊員を最大402人搭載可能な揚陸艦である。この訓練の意味するのは、アメリカ海兵隊員を海自が輸送することを想定した訓練ということだ。
2枚目はヘリ空母「ひゅうが」から発艦するAH-64D対戦車ヘリコプター。陸自西部方面航空隊(目達原駐屯地)にのみ配備されているヘリである。30mm機関砲を搭載。海自の艦艇の機関砲は20mm、それを上回る口径。これは地上にいる戦車、装甲車を破壊するための装備である。
3枚目、大型揚陸艦「おおすみ」または「くにさき」に搭載された大型輸送ヘリCH-47。「おおすみ」からは陸自水陸機動団とアメリカ海兵隊員を載せて、臥蛇島に輸送した写真が公開されている。やっている訓練はまだまだありそうで、全容は掴めていないが、とりあえず速報する。
写真は海幕FBより。