朝日新聞デジタル藤田直央2021年7月7日 13時53分
「平和を願い戦争に反対する戦没者遺族の会」は7日、先の戦争の激戦地で今も遺骨が見つかる沖縄県の本島南部の土砂を名護市辺野古での米軍基地建設に使わないよう求める署名約1万1千筆を、防衛省と厚生労働省に提出した。
防衛省は昨年に基地建設用の土砂の調達候補地に本島南部を加えた。署名は菅義偉首相らへの要請で、「遺骨だけでも帰ってきてほしいという遺族の願いを裏切るばかりか、収集を国の責務とした戦没者遺骨収集推進法に反する」との趣旨で全国で集められた。
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