11月24日 18時29分NHK
アメリカ軍普天間基地の移設計画で防衛省が申請した設計変更をめぐり、沖縄県の玉城知事は24日、承認しない方針を固め、25日にも記者会見を開いて、理由などを説明することにしています。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐって、防衛省は去年4月、埋め立て予定地にある軟弱地盤の改良に必要な設計変更を沖縄県に申請しました。
これについて、玉城知事は24日、承認しない方針を固めました。
承認しない理由として、軟弱地盤の調査が不十分であることや、ジュゴンやサンゴなどの環境保全対策が行われていないことなどを挙げています。
沖縄県はこれまで4回にわたって、沖縄防衛局に合わせて450問以上の質問状を送って設計変更の内容を精査していて、それを踏まえて承認しない方針を固めたものとみられます。(以下略