2021年9月8日 13:06琉球新報
【宜野湾】米軍が普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)を含む汚水を処理し公共下水道へ放出した問題で、市議会(上地安之議長)は8日に開会した9月定例会で、放出への抗議決議と意見書を全会一致で可決した。市議会が7月に汚水を下水道などへ放出しないよう求めていたのに関わらず、放出したことに「激しい怒りを禁じ得ない」と批判した。
決議・意見書では①PFASを含む汚水を下水道や河川へ絶対に放出しないこと②従来通り米軍の責任で焼却処分すること③泡消火剤はPFASを含まない代替品へ替えること④泡消火剤や燃料などは法令を順守し厳格に管理すること-の4点を求めている。(以下略)