2023/01/29 19:10読売新聞オンライン
沖縄県石垣市が尖閣諸島周辺海域で実施する海洋調査のため、作業船「新世丸」(約700トン)が29日夕、石垣港を出港した。環境保全のためのデータ収集が目的で、昨年1月に続き2回目。30日夜に帰港する予定。
船には中山義隆市長や一部の市議、調査を受託する東海大や読売新聞などメディア関係者ら計34人が乗船した。尖閣周辺には30日朝に到着見込みで、小型無人機「ドローン」を使った島の空撮も予定している。
昨年の調査では、中国海警局の船2隻が領海侵入し、調査船を妨害するように接近した