2023/1/22 19:23産経新聞
防衛省が中国の南西諸島侵攻に備え、沖縄で初めてとなる補給拠点を新設する行程表が22日、明らかになった。陸上自衛隊の沖縄訓練場(沖縄市)に5年後までにロケット弾や迫撃砲といった弾薬を保管する火薬庫を設ける。敵の射程圏外から攻撃できるミサイルを導入することも踏まえ、米軍嘉手納弾薬庫地区(沖縄市など)を改修し、火薬庫を令和7年度以降に共同使用する方針だ。
沖縄は南西諸島有事で最前線となり、補給拠点は欠かせない。離島奪還作戦を担う陸自水陸機動団や、中国海軍艦艇を迎え撃つ地対艦ミサイル部隊が対処するためには新設が急務だ。
沖縄の補給拠点は「九州補給処沖縄支処」とする。(以下略)