玉城知事の与党25議席 過半数を維持 沖縄県議選 投票率は過去最低46.96%
2020年6月8日 00:54琉球新報
任期満了に伴う第13回沖縄県議会議員選挙(定数48)は7日、投開票され、玉城デニー知事の県政与党は、無投票だった名護、うるま、浦添、石垣の4選挙区を含む13選挙区で25議席を獲得し、過半数を維持した。玉城知事の就任後、初の県議選。有権者が玉城県政へ一定の信任を与えたことになるが、改選前の26から1議席減らした。野党・中立は改選前の20から3議席伸ばしたが23議席にとどまり、議席構成の逆転はならなかった。投票率は46・96%で、前回を6・35ポイント下回り、過去最低となった。
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初当選確実の報を受万歳三唱で喜ぶ喜友名智子氏(中央)と支持者=7日午後10時50分、那覇市安里のひめゆりピースホール(金城健太撮影)
当選者48人のうち辺野古新基地建設反対は27人で、普天間返還問題の行方にも影響を与えそうだ。
玉城知事は8日未明、選挙結果に「私たちが予想していたよりも非常に厳しい結果だ」と率直に述べた。「結果的に議席を減らした状況を踏まえ、真摯に県政運営に当たりたい」と述べた。(以下略)