玉城沖縄知事、辺野古の設計変更申請に「意見書を尊重」 「反対の声は衰えず」
2020年12月18日琉球新報
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が申請している設計変更について、玉城デニー沖縄県知事は18日、県に寄せられた意見書1万7857件を尊重し、審査に反映させる考えを示した。市民団体「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」から沖縄防衛局の設計変更を認めないよう要請を受けた際に答えた。
県に寄せられた意見書のうち、名護市在住者からの意見書579件の全てが否定的な意見だった。
玉城知事は「申請が行われた以上、行政として法令にのっとり対応することが必要だ」とした上で「さまざまな、尋常ならざる課題を抱えている基地建設については、多くの県民の皆さんからの反対の声が衰えていない」と語った。(以下略)