辺野古新基地の土砂、全て沖縄県内で調達 防衛省が検討 県条例回避が狙い
2019年12月27日 07:30琉球新報
【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省が埋め立てに使う土砂を全て県内で調達する方向で検討していることが分かった。当初計画では埋め立て土砂を県外からも搬入する予定だったが、資材調査などで必要量を県内でまかなえるとの見通しが得られたという。埋め立てとは別に軟弱地盤の改良工事で必要になる約350万立方メートルの砂についても、県内での調達を見込む。外来種侵入を規制する県の「土砂条例」適用を回避する狙いがあるとみられる。(以下略)