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戦争マラリア犠牲者の慰霊祭
6月23日石垣島
慰霊碑の元に集い
いのちと暮らしを守るおばーたちの会主催の式典が行われ参加しました。
マラリアの被害犠牲について、ここには3600人を超える方々を記録されているものの、ほんの6ヶ月間のみの犠牲者で、6ヶ月以降の方々については追加調査と記録の必要があるとのお話しでした。
数曲を参加者全員で合唱した中で、初めの曲は月桃でした。5番めの歌詞に、
6月23日待たず
月桃の花 散りました
とあるのです。
確かに月桃の花は既におわり、まるい実を結んだ姿になっているのが庭崎でも見ていました。
この画像は別の参加者の方にお借りしたのですが、慰霊碑の前に備えられたお花は
見事な月桃の花でして、私も、おや?!と感じていました。
いのちと暮らしを守るおばーの会の方が、この日のためにと山奥まで出掛けて、かなり努力されて採取して備えられたとのこと。
このひとつのことだけでも、みなさんの思いの深さ、ちむぐくるの深さを感じ感動しました。
難しいですよね、時期が過ぎた花を求めるなんて。
23日にもなるとさすがにもう見れないね、のはずが、そこにたわわに咲いて供えられ、御霊を慰めるふさわしい素晴らしい場面でした。
その後、島の平和を脅かすミサイル基地を全員で見に山の上に移動しました。
島のほぼど真ん中あたりに赤土むき出しの工事現場があり、来春にも開設予定で建設が進められていました。
こんなところに、まざまざと作り上げられている、人の命を殺めるミサイルの基地。
迎撃用などと偽り、いざ戦争となるとき、他国へミサイルを放ち誰かの命が散り、生活が壊されることになる。
さらには、このミサイル基地を潰すために他国は真っ先に石垣島を標的に攻撃を始める。
この島が焦土と化してしまうのは明白です。守りになどなりません。
誰が守られるのでしょう?
ヤマトが攻撃される前の時間稼ぎとなるのでしょうか?
敵わないや、と敵の戦力が大きすぎると感じたときは石垣島を生贄にして降伏するのでしょうか?
この地にミサイル基地など必要ありません。
生活者を守るために必要なのは戦争を起こさない外交力です。
そのための政治家であり、国民の代表ですから、そのためのそれこそ命懸けの努力と働きをやらなければならない。
なぜ?
なぜいつでも
沖縄がほふられるところから戦争の支度をするのでしょうか?
これこそ差別です。
ミサイル基地建設に反対します。速やかに工事を取りやめてください。
宮古島にも建設されていますね。
わったーうちなーやがってぃんならんどーたい。
ミサイル基地を作って他国を威嚇する、または専守防衛と言いいながらとっとと攻撃になりかねない恐ろしい準備をするとき、
いくさでぐそーにいった家族たちになんと言える?
こんな戦争なんか誰がはじめた?こんなことで死にたくなかった方々を忘れない私らは、2度と戦争をしない誓いを憲法に定めて生きてきたはず。
真剣に見て、これらを止めるための努力をしなければならない。
デニー知事は、遺骨の交じる糸満の土砂を辺野古基地建設の埋め立てに使うことを承認してしまった。
仲井真のような裏切りを感じてくさみている。
但し書きは読んだけど、これでは知事選において私は先輩を応援できないし、投票さえできない。
軍事基地化されていく沖縄の島々、、、
これを止めるために立ち上がる知事候補はどこにいる?
なぜ島の男たちは誰もかれもこれを止めきれない?
いったいどんな脅しがあるの?
それともロイヤリティ?
裏側はわからない。
歴代の沖縄県知事たちが全員達成できなかった基地返還。
日本政府はなぜ沖縄に軍事化を推し進めるのだろう?
それはあの戦争のときのように本土防衛にほかならない、と私は感じます。
いつまでも沖縄を生贄として利用するからこそ反発している。
それでも私らは
基地のない歌と三線、芸能の国うちなーのいちゃりばちょーでー、まくとぅそーけーなんくるないさ!を信じて
どんなに追い込まれても平和な島を実現させることを諦めない。