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鹿児島県内での米軍機低空飛行
鹿児島県内で米軍機らしき飛行機の低空飛行が目立っています。日本の国内法を無視して、超低空で戦闘訓練をしているようです。先日、鹿児島市の在住の方から、馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会に相談の電話が来ました。「ここ数ヶ月、戦闘機らしい飛行機の低空飛行が続き、こわい。今まできちんと相談したことが無い。」とのことでした。鹿児島市役所に報告するように話しました。また、相談先として、南日本新聞の記者と県会議員さんを紹介しました。
昨年4月から12月までで合計137件の低空飛行が、県に報告されています。市町村別の詳細は以下のとおりです。特に奄美地方での報告が多くなっています。
奄美市 90件
鹿児島市 19件
日置市 5件
南さつま市 5件
薩摩川内市 5件
瀬戸内町 3件
龍郷町 2件
大和村 1件
宇検村 1件
徳之島町 1件
九州防衛局は、2017年度以降、きちんと米軍に照会していません。しかし、民間機や自衛隊戦闘機の低空飛行は確認されておらず、ほとんどが米軍機と思われます。鹿児島県議会は、今年の3月国に対して全会一致で意見書を提出しました。
なお、低空飛行目撃時の相談先は、県の防災課が良いとのことです。
馬毛島に米軍のFCLP(空母艦載機陸上離着陸訓練)施設ができたら、鹿児島県全体がさらに大変なことになると思います。南海日日新聞記事のリンクと、県議会が提出した意見書を添付しました。ごらんください。