*****************
◎超党派「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」第3回勉強会を開催(5月21日)
5月21日(金)朝に、私が事務局長を務めている超党派「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」が第3回勉強会を開催しました。
今回は、沖縄県の米軍基地問題に関する「万国津梁会議」が、今年の3月、玉城デニー沖縄県知事に提言した『新たな安全環境下における沖縄の基地負担軽減に向けて』をテーマに取り上げて、柳澤協二委員長(元内閣官房副長官補)にご講演をいただきました。折角の機会なので、衆参全国会議員に呼びかけ、公開勉強会という形式で開催しました。
講師の柳沢さんからは、多岐にわたり解説をいただきましたが、辺野古の新基地建設が、政府から軟弱地盤の改良に向けた設計変更が提出された経緯を踏まえ、もはや「唯一の解決策」ではなく「あり得ない選択肢」であり、ただちに中止すべきであることが強調されました。
また、米中対立の激化を背景に新たな作戦構想を進める米軍が沖縄を軍事拠点として重視していることをふまえ、この時期に県や日本政府が地元の負担軽減に向けた意見を反映させていく重要性を説いてくれました。
そして、今の若者世代は、生まれた時から米軍基地があるため、それが普通のことと受け入れて暮らしている方が多いが、本来はおかしいことだということを、訴えていかないといけないということをおっしゃっておられました。
柳沢先生からは、「後は、政治家の強い覚悟を持った政治判断ができるかどうかが問われている」という厳しいご指摘もいただきました。頂戴した提言内容は、今後の議員懇談会活動等に活かしていきたいと思います!