2022年04月19日 八重山毎日新聞
那根氏に557票差 竹富町長選新人対決
前町長が官製談合防止法違反や加重収賄などの容疑で逮捕・起訴され、辞職したことに伴う竹富町長選は18日、開票され、無所属新人で元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)が1578票を獲得し、無所属新人で前町議の那根操氏(70)に557票の大差をつけて初当選した。選挙戦は信頼回復の在り方、大原庁舎・多機能複合施設整備計画などを争点に繰り広げられ、「町政再建」のかじ取り役に町民から前泊氏が負託を受けた。
今選挙は、前町長の汚職事件で揺らぐ竹富町をどう立て直し、町民生活の向上につなげていくかが問われていた。(以下略)
竹富町長選は前泊正人さんが那根操さんを大差で破り当選
汚職にまみれた西大舛前町長と同様に、西銘衆院議員を通じた中央界とのパイプを持ち、自民党を離党してまでして臨んだ那根さん。相変わらずの自民党体質を丸出しに、生活支援として町民に「一律5万円給付」するという政策が、それになびいた過去の町民とは違い、移住者も含めた若者、中年層に反感を喰らってしまったようだ。
加えて最右派の仲間均石垣市議らが応援、一方の前泊さんは革新系の前津究石垣市議や川満元町長や保守系の有力者が応援、加えて公明党が支持についたことで大差がついたようだ。昨年12月の議会で那根さんが3町議の議院辞職勧告決議を提出したことが尾を引いているようだ。
新町政の動向をしっかりと監視していきましょう!
当選した前泊さんはもちろん保守系であり、那根さんを推した政府・自民党は当然前泊さんの取り込みを(補助金などで)図ろうとするでしょう。 竹富町には西表島の白浜(那根さんが海保誘致を唱えていた旧軍港)や南端に位置する波照間空港など「有事?」には米軍・自衛隊が活用できるものが有り、バラエティーに富んだ島々は石垣にミサイル基地が出来れば南沙諸島攻略などの訓練に最適です。
4月17日投票の竹富町長選、前泊正人さんが当選。下地敏彦前宮古島市長に続き、「日の丸」町長、西大舛竹富町長収賄で逮捕、辞職を受け。