F35戦闘機の未解決欠陥883件 米国防総省まとめ 安全性に問題のある深刻な欠陥は9件
2020年3月16日 08:50 琉球新報
【与那嶺路代本紙嘱託記者】米独立監視機関「政府監視プロジェクト(POGO)」は11日、最新鋭戦闘機F35の欠陥に関する内部資料を入手したと発表した。それによると、未解決の欠陥が883件あり、うち162件は「修正の予定なし」だった。安全性に問題がある深刻な欠陥は9件あった。米政府監査院(GAO)もこれまでF35の技術的問題を指摘している。
F35を巡っては、日本政府が米国から105機を購入することを決めている。2019年4月には航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)のF35Aが訓練中に太平洋上に墜落した。県内では米軍嘉手納基地や普天間飛行場に飛来したり、伊江島補助飛行場で離着陸訓練をしたりするなど頻繁に飛行が確認されている。(以下略)