鹿児島県知事選 反原発訴え医師・横山富美子さんが出馬表明
[06/08 19:35] MBC NEWS
今月25日告示、来月12日投票の鹿児島県知事選挙に、6人目の立候補表明です。霧島市の医師・横山富美子さんが8日、反原発などを訴えて出馬する考えを明らかにしました。
(横山富美子さん)「原発のない社会をつくる、私たちの目標からずれたり、逆行したりしているので出ることにした」
横山富美子さんは宮崎県生まれの73歳で、鹿児島大学医学部付属病院勤務などを経て、1995年に霧島市国分で清水内科医院を開業、現在も院長として診療にあたっています。
反原発と護憲を訴えて7日、新たに設立された市民団体が擁立したもので、8日会見を開いて、県知事選への出馬を表明しました。川内原発の運転延長反対や、西之表市馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転反対、生活に困っている年金生活者の支援などを訴え、無所属で立候補する方針です。
県知事選には横山さんのほか、これまでに現職の三反園訓さん、元鹿児島大学特任助教の有川博幸さん、元九州経済産業局長の塩田康一さん、前の知事の伊藤祐一郎さん、岩手大学名誉教授の八木一正さんの5人が立候補を表明しています。