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●与那国島の地対空ミサイル部隊基地、比川地区への港湾計画(軍港)、与那国空港の軍事的拡張に猛反対しよう!
――なんと、琉球列島最大の樽舞(たるまい)湿地を堀削し(約1・2キロ)、比川港湾(仮)建設!この樽舞湿地を、長さ1・2キロ、幅約300メートルを掘り起こし浚渫し、港湾整備すると!
――22/9/12、糸数町長が、自民の羽生田幹事長らと会談、図面手渡し要望
*環境省も、同地域は、水生・半水生の昆虫が多数生息し、「生物多様性の重要度の高い湿地」と選定!
与那国島の軍港計画がなぜまずいのか?
まだ認識されていないので作画しました
今ある陸自の駐屯地はオレンジ色の部分
その東側に新たに18haのミサイル部隊用の基地を増設することになります
赤い丸です
ここまでは決まっている計画
さて、そして南側の比川集落にある小さな港を巨大な軍港にしようというたくらみがある
その説明をします
もちろん与那国町長は軍港とは言わずフランスの大型フェリー会社からオファーもあるし?
北風の時に使える南側の港は島民の悲願だった観光と住民の利便性のための新たな港湾計画だ
と言い張っている
そしてこの比川の港の計画図面を手に空港滑走路の延長と合わせて
去年の9月、単独で上京し高市早苗氏や萩生田光一氏に直接会って要望しているのだが
驚いたことにこのおねだりは町議会にも諮らず
町議会議員も知らないところで行われていたことが去年暮れに発覚した
この軍港にしか見えない図面はいったい誰が作ったのか?と
町議会で追及された糸数町長は「副町長が描きました」と答えている
その日副町長は議会欠席だった
私はその日与那国町議会を傍聴していたのだが
小さな町の副町長にこんな専門的な軍港計画図が描けるはずがないのに
一体この人は誰に動かされているのかと民主主義を潰す大きな力を感じていた
図を見て欲しい
もしこの形で巨大な掘削が行われると「樽舞湿地」という生物多様性に富んだ島の命の湧き上がる湿原がほぼ消えてしまう
生体系に取り返しのつかないダメージを与えると専門家は指摘している
自然保護の観点からもまずありえない開発だが
さらに重要なのは
これは見てわかる通り
今ある基地と,新設されるミサイル基地と全部繋がって機能するだろう
すなわち
島の南西部一帯が
まさに不沈空母として与那国の島民からは切り離され
軍事専用区画にされてしまうのではないか
伊江島のように!
島が割られてしまうのではないか?
そして、南牧場と海を背景に
DR.コトーが自転車を漕ぐあの有名な一本道
ピンクの道は
簡単に入れない場所になっていくのではないか
繋がっていないのは黄色の点線で囲んだ部分だが
現在18haで新たな用地取得に動いているのは
20haを超えると環境アセスの対象になって
時間も手間もかかるからであって
やがては海自も空自も米軍も常駐するという
方針も示されているから間違いなくここも軍港バースとつながるだろう
すでに自衛隊と8年も暮らしてきた島の人たちにとって
反対の声を上げることは格段に難しくなっているのだが
明日は住民3人が数年ぶりに
この島の危機についてのSOSで沖縄本島の防衛局や県庁に要請に来ます
沿岸監視部隊のはずがなぜ住民に相談もなくミサイル部隊の話になるのか
湿地を潰してまでここまで巨大な港を誰が望んでいるというのか
住民置き去りで軍事優先の開発をこれ以上暴走させて島を壊すようなことはあってはならないと
必死の声を挙げに来るのを
沖縄本島の私たちはちゃんと受け止めねばならないと思い
前もって前提となる計画について知ってほしくて作画しました
どうか、与那国を愛する皆さん
ドクターコトーを見ていた皆さんも
ちゃんと受け止めてほしいです
拡散希望