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9月14日米海兵隊のオスプレイ、奄美空港に緊急着陸
オリエントシールド演習、北海道と奄美で始まる
私の乗った飛行機は14時10分に奄美空港に着陸予定だった。
14時07分機内放送、「奄美空港の滑走路は現在閉鎖されています」。これは米軍機の緊急着陸があったに違いないと思った。
14時14分に「これより着陸態勢に入ります」
予定より15分遅れて奄美空港に着陸した。
思った通り、空港にはオスプレイ2機が駐機していた。1機はプロペラを回している状態。
6年ぶりに奄美にやってきた。14日からはじまる米陸軍と自衛隊の実動演習-オリエントシールド演習(北海道と奄美)を監視するためだ。空港からまっすぐ名瀬港に向かったが、自衛隊員は1人もいなかった。正直、あてが外れた。12日に横浜ノースドックの小型揚陸艇(LCU)が、米陸軍の高機動ロケット砲システム・ハイマースを揚陸させた。引き続いて訓練があるだろうと思った。
奄美市のホームページには、防衛省からの連絡として、「米軍小型揚陸艇を利用して、沖縄本島から名瀬港を経由して、名瀬運動公園、奄美駐屯地及び瀬戸内分屯地に、陸自の補給品を輸送する兵站訓練を予定しています」とあった。
南日本新聞の奄美総局が近くにあったので今後の訓練予定を聞いて見たが、「非公開ですね」と言うことだった。これも意外。
15日には地元の方に名瀬運動公園にも連れて行ってもらったが、まだ、物資の集積は何も始まっていなかった。
奄美駐屯地にも行ったが、外側から見たところ、目だった動きはなかった。15日の南日本新聞は奄美での訓練は「18日から本格化」と報じている。
奄美駐屯地の建物は巨大だった。瀬戸内分屯地近くの弾薬庫は、これからも巨大な弾薬庫が増設されるという。琉球弧の軍事要塞化は、まだまだ進むようだ。