2023年7月27日 05:25琉球新報
戦争に反対する全県組織「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が25日、発足した。保守・革新を超えた取り組みを目指して幅広い協力を呼び掛け、9月24日に設立報告集会を沖縄市民会館で開催する。事務局によると、11月23日に那覇市の奥武山公園内で参加者1万人以上の県民大会開催を目指し、「沖縄を戦場にさせない」と県内外に広く訴える。
那覇市の教育福祉会館で25日夜に開いた準備委員会を設立総会に位置付けた。75団体・個人が賛同している。今後、県や県議会、各政党、オール沖縄会議、連合沖縄などの労働団体、平和団体に協力を呼び掛けていく。
共同代表に沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松氏、前南城市長の瑞慶覧長敏氏が就任した。女性の共同代表の人選も進める。事務局長は、全県組織立ち上げ呼び掛け人の山城博治氏が務める。
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