*************
【軍学共同反対連絡会】
「防衛力強化資金」を含む防衛費総額10.3兆円の大軍拡予算案が、その本質を問うことなく2月28日に衆議院で採決されてしまいました。この予算案を認めれば、2027年以降、日本は軍事費を恒常的にGDP2%以上とする世界三位の超軍事大国となり、日本の国の形が変わります。しかし多くの市民にこの予算案の危険な内容は十分知らされていません。とりわけ、この予算案が軍事研究を一挙に拡大し、科学者を動員する狙いをもっていること、それが今後、日本の科学・技術のあり方、そして大学の姿を大きく変えることについて、国会の審議でもほとんど諭じられていません。
そこで軍学共同反対連絡会では、軍事研究に反対する科学者の視点から、この予算案の問題点と危険性、科学と大学のあり方に及ぼす影響を知っていただこうと、参議院での審議の最中に、議員、報道関係者、市民を対象としたシンポジウムを企画しました
司会 浜田盛久(海洋研究開発機構研究員)
1 軍事研究を一挙に拡大する2023年度予算案 小寺隆幸(軍学共同反対連絡会事務局長)
2 学問と政治の適切な距離感 須藤 靖(東京大学大学院教授、宇宙物理学・天文学)
3 軍産複合体の危うさ(米国の実態を通して) 本田浩邦(獨協大学教授、現代アメリカ経済)
4 筑波研究学園都市と軍事研究 芝原 良(司会による紹介)
5 医師は人間の命と尊厳を破壊する戦争に反対する 高本英司(全国保険医団体連合会副会長)
6「死の商人国家」に進むのか 杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表
7 質疑応答
それぞれの発言時間は下記です↓
宮本徹議員 3-9分
小寺隆幸報告 10-27分
川田龍平議員 27-30分
大河原まさこ議員 31-35分
須藤靖報告 35-49分
本田浩邦報告 50-1:08
筑波大学報告(浜田紹介)1:08-1:15
高本英司報告 1:16-1:35
阿部知子議員 1:36-1:38
福島みずほ議員 1:38-1:44
杉原浩司報告 1:44-1:59
山添拓議員 2:00-2:02
質疑応答 2:02-2:28