2023年6月11日 5時00分朝日新聞デジタル成沢解語
北朝鮮が予告する軍事偵察衛星を積んだロケットの打ち上げをめぐり、防衛省は、通告期間に合わせて11日までとしていた迎撃部隊の配備を12日以降も当面続ける方針を固めた。5月31日の打ち上げに失敗した後、北朝鮮は「早い期間内」に2回目を行うとしており、態勢維持が不可欠と判断した。
打ち上げをめぐっては浜田靖一防衛相が4月22日、自衛隊に破壊措置準備命令を出し、自衛隊が地対空誘導弾「PAC3」の部隊を沖縄本島や先島諸島に、迎撃弾「SM3」を搭載するイージス艦を東シナ海に展開。(以下略)