レイバーネットTV・第174号2022年10月26日(水)放送(リニューアルNO.4)
企画担当=杉原浩司
<オンラインゲスト>
清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授/憲法学)
<スタジオゲスト>
石井信久(島じまスタンディング)
杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)
<司会>
比良恵子(武器取引反対ネットワーク[NAJAT])
出演=杉原浩司、清末愛砂、石井信久 司会=比良恵子
岸田政権は、12月中旬に新たな「国家安全保障戦略」等の3文書を閣議決定しようとしています。"専守防衛"を捨て去る「敵基地攻撃能力」保有の公認、軍事費の5年での倍増、武器輸出の拡大、琉球弧(南西諸島)の戦場化、軍事研究の本格化などが狙われており、戦後憲法の歴史を画する重大な転換点となりつつあります。
この大軍拡は、曲がりなりにも「平和国家」を標榜してきた日本の<国のかたち>を変えるものです。しかし、既に論点は財源論にすり替えられ、市民の反対の声も不十分なままです。何が起きつつあり、何が問題なのかを多角的に解き明かし、東アジアの平和に向けて市民ができることを探ります。