11/25(木) 14:52沖縄タイムス
玉城デニー知事が25日にも、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て変更承認申請の不承認に踏み切る。沖縄防衛局の申請から1年7カ月余り。不承認にせよ、県が判断することは手続きが進むということでもあり、政府内からは「いよいよ最終決戦だ」との声も上がる。一方、突然の判断に県政与党からも驚きと憤りが広がった。(政経部・大城大輔、山城響、東京報道部・嘉良謙太朗)
「あす、大きな山が動きそうだ」。24日夕、県が翌25日に不承認を発表しそうだとの情報が防衛省内を駆け巡った。
不承認は、県にとって「最後のカード」(防衛省幹部)。一方で、今回は、行政不服審査法により国土交通相が不承認を取り消しても「承認」の効力が発生するわけではなく、防衛省幹部は「法廷闘争で最高裁判決が出るまでは大浦湾側には着工できない」と見て長期戦をにらむ。 (以下略)