※杉原浩司さんのメールを転載します。
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東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション)
です。[転送・転載歓迎/重複失礼]
本日6月5日の参議院本会議で「次期戦闘機の共同開発・生産・輸出のための調
整機関設置条約案」が、自民、公明、立憲、維新、国民などの賛成多数で可決、
承認されました。これに対して、市民約40人や山添拓、福島みずほの両参院議
員が駆けつけ、抗議行動を行いました。
動画はこちら(撮影 こばと通信、約1時間)
防衛力強化は本当に実現するか~次期戦闘機共同開発と第三国輸出のインパクト
(小野寺五典インタビュー/『外交』3・4月号)
「一番九条らしい政策」(青井未帆さん/『世界』6月号対談)である武器輸
出禁止原則が破壊されたにもかかわらず、抗議の声がこれほど弱いことを深刻
に受け止める必要があると思います。次期戦闘機の完成は2035年以降であり、
ここから押し返していきましょう。
連日となりますが、明日6日の午後、武器部品の輸出に「NO!」の声を上げます。
ぜひご参加ください!
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IHIはF35戦闘機エンジン部品の米国輸出をやめろ! 6.6本社申し入れ行動
6月6日(木) 15時45分~16時30分
◆15時30分に有楽町線豊洲駅1C出口の地上(中華料理「珉珉」そば)に集合
→16時にIHI本社前で要請書を提出
前後に抗議アピール(プラカードなど持参歓迎)
4月26日、IHI(旧石川島播磨重工業)は、ステルス戦闘機F35に搭載される
「F135エンジン」の構成部品(福島県の相馬工場で製造)を、米軍需企業
(Pratt&Whitney)に向けて初出荷しました。昨年末の岸田政権による武器部
品の世界への輸出解禁(従来は米国のみ)の動きに呼応したものです。
これにより、日本製のエンジン部品を組み込んだF35が戦争犯罪をもたらす
道が開かれることになります。米国製のF35は、イスラエルによるガザ空爆で
も使用されていると報じられています。
IHIはこれを契機に、全世界での一定のシェアをめざして、生産能力を増強
すると表明しています。既に、瑞穂工場(東京都西多摩郡)でアジア太平洋地
域のF35のエンジン整備を担っており、今回の部品輸出は米軍への加担を一層
深めるものです。
IHIの総務担当者は、輸出した部品が組み込まれたF35がどこに渡るかをコン
トロールできないと認めています。イスラエルに大量の武器を供給し、拒否権
を行使して国連安保理の停戦決議を繰り返し潰してきた「ジェノサイド共犯国
家」米国への武器部品の輸出は、虐殺への加担につながります。IHIは、米国
の軍産複合体の「下請け」となることを拒否すべきです。
私たちは「グローバル出荷」の名で動き出した「死の商人」への道をふさぐ
ため、緊急の申し入れ行動に取り組みます。ぜひご参加ください!
<参考>
【IHI】F-35戦闘機搭載エンジン部品を米国Pratt&Whitney社向けに初出荷
~防衛事業におけるグローバル展開を強化~
IHI、米社に戦闘機エンジンの部品出荷 海外の取引増(5月30日、日経)
※IHIは日英伊で共同開発・生産・輸出する次期戦闘機のエンジンも担当します。
<呼びかけ>
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
STOP大軍拡アクション
[連絡先]090-6185-4407(杉原)