2022年6月12日 12:24沖縄タイムス
6月23日の慰霊の日に向け、沖縄県糸満市摩文仁の「平和の礎」に刻まれた24万人余りの戦没者全員の名前を読み上げるプロジェクトが12日、読谷村で始まった。
12日は、玉城デニー知事が「77年前の沖縄では、住民を巻き込んだ地上戦で多くの尊い命が失われた。『命どぅ宝』で平和を希求する沖縄の心が世界に広がることを祈念する」とあいさつ。海勢頭豊さんが「月桃」を披露したほか、会場全体で「さとうきび畑」を合唱し、平和を願った。
(中略)
読み上げは県内に設置した会場などで午前5時から翌日の午前3時まで。沖縄全戦没者追悼式が開かれる23日は午前5時から8時まで。読み上げの様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」の「戦場体験放映保存の会」チャンネルで視聴できる。
沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い、初日にご参加くださったみなさま、ありがとうございました。2日目の6月13日、朝5時から翌日の午前3時まで読み上げが続きます。個人でのご参加のほか、宜野湾市のZum Zumや南風原文化センターの会場からも読み上げが行われ、深夜1時から3時まではNYからアメリカ人戦没者のお名前読み上げが始まります。
読み上げの集いは、ズームとYOUTUBEでご覧いただけます。
YOUTUBE リンク(毎日リンクが変わります):