【防衛省資料】令 和 3 年 1 1 月 1 1 日 統 合 幕 僚 監 部
令和3年度自衛隊統合演習(実動演習)について
自衛隊は、下記のとおり令和3年度自衛隊統合演習(実動演習)を実施します。
本演習は、陸・海・空自衛隊が統合により演習を行うことで、自衛隊の統合運用能力を
維持・向上させるものです。訓練の一部には、米軍が参加し、日米の相互運用性の向上も
図ります。
自衛隊はこのような演習を通じ、地域の平和と安定に積極的に貢献するための態勢と能
力を維持・強化していくとともに、我が国の防衛に係る堅固な意思を表示します。
記
1 演習の目的
防衛及び警備に係る自衛隊の統合運用について演練し、領域横断作戦を含む自衛隊の
統合運用能力の維持・向上を図る。
2 実施時期
令和3年11月19日(金)~11月30日(火)
3 実施場所
種子島、津多羅島、自衛隊施設及び在日米軍射爆撃場並びに我が国周辺海空域等
4 統裁官
統合幕僚長
5 主要訓練項目
(1) 水陸両用作戦
(2) 総合ミサイル防空
(3) (共同)統合対艦攻撃
(4) 統合後方補給
(5) 基地警備
(6) 空挺作戦
(7) 宇宙状況監視に係る連携
(8) サイバー攻撃等対処
(9) 統合電子戦
(10)指揮所活動に係る訓練
http://www.mod.go.jp/js/
統 合 幕 僚 監 部 報 道 発 表 資 料
6 演習参加部隊等
(1) 自衛隊
ア 幕僚監部等
統合幕僚監部、陸上幕僚監部、海上幕僚監部、航空幕僚監部及び情報本部
イ 陸上自衛隊
陸上総隊、各方面隊等
ウ 海上自衛隊
自衛艦隊、各地方隊等
エ 航空自衛隊
航空総隊、航空支援集団等
オ 共同の部隊
自衛隊情報保全隊、自衛隊指揮通信システム隊
(2) 米 軍
第7艦隊、第3海兵機動展開部隊、太平洋空軍
7 演習参加規模
(1) 自衛隊
人員約30,000名、車両約1,900両、艦艇約10隻、航空機約140機
(2) 米 軍
人員約 5,800名
8 その他
自衛隊統合演習は昭和54年度に開始され、概ね毎年実施され、平成18年度の統
合運用体制移行後では、本年度で15回目(実動演習8回、指揮所演習7回)となり
ます。実動演習と指揮所演習を隔年で実施しており、本年度は実動演習を実施します。