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米空軍-米海兵隊-空自の戦闘訓練がエスカレート
日米共同訓練にE-3早期警戒管制機が登場
そして、馬毛島の工事について岸防衛大臣が開き直りの記者会見
航空自衛隊が4月1日、4月8日と連続して、日米共同訓練を行った。空中給油訓練を行ったもよう。
8日の訓練には、E-3早期警戒管制機(AWACS)が参加。あくまで推測だが、早期警戒管制機の指示のもとに、空自、米空軍、米海兵隊の戦闘機が「防空戦闘訓練」を行ったようだ。しかも、場所は東シナ海である。中国軍との対決に備えた訓練をはじめたということか。日米軍事一体化はさらにエスカレートしている。
4月13日には岸防衛大臣が記者会見で、「事業の進捗に併せて、その内容をあらためて皆様に御説明をしてまいりたい」と開き直りの答弁。事業の進捗は止めないと、八板市長の要望を真っ向から、はねつけた記者会見だ。許せない。
写真は空自広報ページより。写真中央はKC-135空中給油機
■岸防衛大臣記者会見 4月13日
Q:昨日ですね、馬毛島の自衛隊基地の建設を巡って地元の八板市長がですね、反対の意向をあらためて示されましたけれども、なかなか平行線が続いていると思いますが、今後どのように地元の理解を得ていく考えでしょうか。
A:昨日、八板市長が御挨拶に来られました。大西政務官と鈴木地方協力局長が対応したところです。当方からは、馬毛島における自衛隊施設の整備について、わが国を取り巻く安全保障環境が非常に厳しさと不確実性を増す中で、馬毛島の自衛隊施設整備の重要性が高まっているということ、日米同盟の抑止力・対処力を強化するための喫緊の課題であり、地域における平和と安定につながるものであること、こういうことを御理解いただきたいということを申し上げたところです。昨年10月から12月にかけて、合計19回住民説明会を実施するなど、これまでも説明を重ねてまいりました。その後も、地元の方々から様々な御意見、御質問、御要望が寄せられております。こうした疑問にお応えしていくためにも、環境アセスや詳細検討などの調査を、検討を進めて、事業の進捗に併せて、その内容をあらためて皆様に御説明をしてまいりたいと考えています。
■令和3年4月2日 航空幕僚監部
米軍との共同訓練の実施について
航空自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を強化するべく、次のとおり米軍との共同訓練を実施しました。
1 目的 航空自衛隊の戦術技量及び日米共同対処能力の向上
2 実施日 令和3年4月1日(木)
3 実施場所 三沢西方の日本海上の空域
4 参加部隊 航空自衛隊:第3航空団(三沢)F-35A×4機
米 空 軍:F-22×4機 F-16×1機 KC-135(空中給油機)×2機
5 訓練項目 各種戦術訓練
■令和3年4月10日 航空幕僚監部
米軍との共同訓練の実施について
航空自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を強化するべく、次のとおり米軍との共同訓練を実施しました。
1 目的 航空自衛隊の戦術技量及び日米共同対処能力の向上
2 実施日 令和3年4月8日(木)
3 実施場所 九州西方の東シナ海上の空域
4 参加部隊 航空自衛隊:第5航空団(新田原)F-15×4機 第8航空団(築 城)F-2 ×4機
米 空 軍:F-15×4機 E-3(早期警戒管制機)×1機 KC-135(空中給油機)×2機
米海兵隊:F-35B×2機
5 訓練項目 防空戦闘訓練