⬛口永良部島の250番目くらいの島民だった時期に30歳代を数年過ごしました。火山の島で近年も噴火で全島避難したニュースが流れましたね。屋久島、種子島、口永良部島を繋ぐ航路だけのトカラ列島の島です。明らかに馬毛島基地の今後を見通した避難訓練を行い、住民に戦争時への心構えを強要する目的もあるのでしょう。
樹齢千年超える縄文杉のある自然遺産のある屋久島であろうと関係なく、ここまで琉球弧の極小の島々まで隈なく、軍事行動(避難訓練は軍事訓練です)を行う日米の安保防衛政策に連携して抗するしかありません❗
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内閣官房は先月27日。他国からの武力攻撃予測事態で、屋久島と口永良部島の約1万2千人を本土に避難させる想定の「実動訓練」を1月21日に行うと発表。
(↓の新聞記事参照を)
これには断固反対します。屋久島・口永良部島が戦場になることを前提にした訓練。戦争を想定した訓練なんてもってのほか。
戦争を誘発しない。戦争をしない。させない。人を殺さない。殺させない。
一度戦争になれば止むことはない。ロシアのウクライナ侵攻から2年経つのに終わりは見えない。イスラエルのガザへの攻撃は激しさを増すばかり。
罪なき人々をどれだけ殺せば気が済むのか。子どもたちの泣き声・悲痛な叫びが聞こえないのか。
日本政府に訴えます。今こそわが国がなすべきこと。それは、「私どもは武器を放棄します。だからあなたたちも放棄してください。」と。 他国の文化や歴史。言葉などを理解し合うこと。「人の交流」に武器は必要ありません。
戦争で肉親を亡くした家族は恨みと憎しみを持ちます。その憎悪の根は再び戦争を起こすことになります。
今からでも遅くありません。戦争避難のための訓練をただちに辞めさせましょう!
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先月23日。宮之浦公民館で「馬毛島の軍事基地化が屋久島でもたらすものは?!」をテーマにつどいを開催しました。参加者は23名でしたが、とても有意義な集まりとなりました。
呼びかけ人を代表して渡邉博之さん。熊毛地区護憲フォーラムの大石正博さんから挨拶を受けました。司会進行は、私 (田中一巳)がさせていただきました。
県護憲平和フォーラム磨島昭広事務局長のパワーポイントを使っての説明。「軍事基地化が一気に進む南西諸島」「破壊がここまで進んだ馬毛島」「肥大化する軍事予算」「馬毛島で想定される年間最大飛行回数(約3万回)」「空域半径45キロの範囲に入る屋久島」「変貌する種子島=住民生活への影響」など、とても詳細にしかも分かり易い講演をいただいた。
続いて、11月29日に屋久島沖1キロの地点でオスプレイが墜落炎上する様子を目にし、他の漁師とともに、乗組員一人の救助 (既に死亡)を行った中島正道さんに語っていただく。
機体がくるくると回転しはじめ、エンジンから火が噴出した。水柱が上がるまでわずか十数秒、あっという間だったと。機体は原形をとどめていなかった。別のオスプレイも飛んで來たが、「また落ちるのではと思い、とても怖かった」と当時の緊迫した様子が伝わってきました。
会場からは、「屋久島を戦場と想定した避難訓練計画が進んでいる」と〇〇区の具体的な事例を語る参加者も。
最後に、この会の名称は仮称をとって「馬毛島の軍事基地化と屋久島の平和を考える会」にすることを確認。 「今後の取組みは、話し合いながら進めていくこと」に。午後8時に集いを終えました。
※会場には「西之表市」と「南方新社」の許可を得て、『馬毛島のかつての様子』写真を並べました。