静岡・沖縄を語る会

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学習用資料

【YouTube】馬毛島・ドキュメンタリー映画第1弾

動画★10.13院内集会「大軍拡阻止に向けて」
動画<第2期「島々シンポジウム」馬毛島ー種子島編>
YouTube 【石垣】陸上自衛隊ミサイル基地建設の現場からの訴え
石垣市国民保護計画(本編)【PDFファイル】 (PDFファイル: 3.5MB)
【YouTube】『オンライン連続講座Part2第一回/軍事要塞化される奄美・沖縄の島々 与那国島から  猪股哲さん」2022.1.18
【YouTube】2/23シンポジウム「馬毛島問題を県民目線で再検討する」(講演編
■【YouTube】島々シンポジウム第1回~第6回

「​​NO!土地規制法」資料(2021年8月12日現在)(ダウンロード)
◎まんが

『自衛隊は敵基地攻撃が可能に!!』
【YouTube】「日本を"死の商人"にしてはいけない!!」パート2

『日本の武器輸出&輸入の実態!!』(約20分)

【YouTube】「日本を"死の商人"にしてはいけない!!」パート1

【YouTube】島々シンポジウム3  奄美-種子島から琉球弧の要塞化を問う!

■【YouTube】伊波洋一講演「(沖縄を)再び戦場の島とさせないために」

https://www.youtube.com/watch?v=M9fgzjuo4I4

■PDF「沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A Book 令和2年版」

■【Youtube】【沖縄から伝えたい。米軍基地の話。】全6話(沖縄県公式チャンネル)

【第1回動画】

米軍基地の歴史及び沖縄の過重な基地負担について

 【第2回動画】
米軍関連事件・事故及び日米地位協定の問題について

【第3回動画】

米軍の訓練に伴う影響について

【第4回動画】

米軍基地の返還に伴う経済効果について

【第5回動画】

普天間飛行場と辺野古新基地建設を巡る問題について

【第6回動画】

平和で豊かに暮らせる沖縄を目指して

【Youtube】木元茂夫が語る「首都圏に広がる軍事基地」

Part「首都圏からも敵地攻撃が!

Part「首都圏に広がる軍事基地」

YouTube伊波洋一さん講演「敵基地攻撃論と沖縄」

https://youtu.be/5G8rPoDkTRY

◎【YouTube】 軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢アメリカのアジア戦略と日米軍の「島嶼戦争(part6・10分)

◎【YouTube】 軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(水陸機動団・陸自の南西諸島動員態勢編・13分・part5

【YouTube】軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(沖縄本島編・10分・part4)
【YouTube】軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(part3、奄美大島・馬毛島編16分)

【YouTube】軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(宮古島編(part2・17分)

【YouTube】軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢与那国島・石垣島編(part1・10分
ビデオ「南西諸島のミサイル基地配備問題」

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薩南諸島・トカラ列島

馬毛島・種子島
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2024/04/09

『馬毛島だより』第36号(2024年3月発行)

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『馬毛島だより』第36号(2024年3月発行)

22:10 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | ニュース
2024/03/16

馬毛島自衛隊基地整備 工事差し止め求め提訴 地元漁師

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   3/12(火) 23:15南日本新聞
 鹿児島県西之表市馬毛島の自衛隊基地建設を巡り、馬毛島周辺で漁を営む権利が侵害されたとして、同市の漁師浜田純男さん(68)が12日、国に対し馬毛島の港湾施設工事差し止めを求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。(以下略)


16:29 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | ニュース
2024/03/07

自衛隊馬毛島基地建設及び薩南諸島、琉球列島の軍拡・米軍拠点化阻止へ

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 去る2月25日、連帯ユニオン議員ネット第19回大会が、大阪市PLP会館で行われた。私も会員であるが、今年は残念ながら参加できなかった。参加に代えて、「自衛隊馬毛島基地建設及び薩南諸島、琉球列島の軍拡・米軍拠点化阻止への特別決議(案)」を提出し、大会にて決議された。

20:43 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 報告事項
2024/02/25

■自衛隊馬毛島基地と土地規制法  我が家が土地規制法の注視区域に

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■自衛隊馬毛島基地と土地規制法
 驚天動地である。我が家が土地規制法の注視区域に入っている!!西之表市では4カ所が注視区域に指定されたが、いずこの漁港も大規模漁港であるが、私の住む集落の近くにある立山港は、漁協組合員も数名という小さな寂れた漁港であり、周囲に自衛隊関連施設など何も無い、今後整備されるかと、市などにも当たり調べてみたが、何も無いようだ。まして馬毛島とは反対の東側にある。
 ところが、あったのである。国交省管轄の「低潮線保全区域」である。「低潮線」とは領海や排他的経済水域など限界線の基礎となる。私の家の近くに、その「低潮線保全区域」の基点となるポイントが2カ所ある。私の家は地図にある大黒瀬(釣りの好ポイントでもあるが)から西へ約数百メートルである。しかし、一体誰がこの区域で何の目的で阻害行為を行うのだろうか。
 土地規制法は2022年9月に施行されたが、「台湾戦争(有事)」を想定した琉球弧の軍事要塞化と連動しているのは言うまでもない。
 この法の狙いは、言ってしまえば調査と監視、そして市民運動の萎縮であろう。個人情報は全て収集され監視される。「自治体と『その他の関係者』に協力を求める」ことができるとあり、この調査に自治体と住民が動員され、当然情報の中には、住民や「その他の関係者」の個人情報も含まれ、密告の奨励でもあり、「隣組」の復活か。
 個人の運動歴や交友関係も調査される。その結果最悪の場合には、その地域からの立ち退きも強いられる。また、その区域内で反対運動をしている者、或いはその恐れのある者と運動を共有している「その他の関係者」の割り出しと調査も行われる。例えば辺野古の座り込みに参加している県外の人々も、当然その対象となり得る。今まで公安や自衛隊情報保全隊が「密かに」行っていた調査が、今後は白昼堂々と行われることになろう。
 この情報提供に協力しなかった場合、或いは虚偽の情報提供をした場合は30万円以下の罰金である。最初の勧告の次に来る「機能阻害行為」中止命令に違反すれば2年以下の懲役・200万円以下の重罰となる。そもそも「重要施設」や「機能阻害行為」の何たるかも明確でない以上、何が罪になるかは不明である。
 「スモールスタート」(第6回審議会)と言うように、今後更なるその区域の5年後変更拡大が懸念される。そしていつ「注視区域」が「特別注視区域」に「格上げ」されるかもしれない。ドローンの規制も当然強化、厳格化されることになる。「施設敷地内を見ることが可能な住宅への居住」は阻害行為に該当しないという、余りにも当然すぎて馬鹿々々しい条文も入っている。
 先日、八板俊輔西之表市長に、市による土地規制法の住民への説明会開催と、国へ説明会開催を求めるように、文書で要請した。おそらく西之表市民のほとんどは、この危険な土地規制法の何たるかを知らないであろう。

12:03 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 報告事項
2024/01/14

「馬毛島基地」本体工事着工から1年/プラカード(PDF)ダウンロード

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 1月12日、「馬毛島基地」本体工事着工から1年になりました。
こんなことがまかりとおっているこの社会はほんとうにおかしいです。一刻も早く、工事をやめてほしいです。プラカード、ブログにまとめました。

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 1月12日、「馬毛島基地」本体工事着工から1年。陸の破壊、海の破壊、いきものたちのすみかの破壊、文化財の破壊…が進められて1年が過ぎました。
 マゲシカたちは、かつてない厳しい冬を、どのように過ごしているのでしょうか?
 馬毛島だけでなく、種子島も、大きく変わろうとしています。
 
 1月10日には、辺野古の大浦湾側で埋め立てに向けた工事…石材の投入が始まりました。
 政府の戦争推進政策を支える巨大基地を造るために、巨大利権を確保するために、あってはならないものを造るために、たくさんのかけがえのないものが失われようとしています。
 
一刻も早く工事の中止を! 馬毛島基地計画の中止を! 南西シフトの中止を!


21:10 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 連絡事項
2024/01/11

屋久島・口永良部島の約1万2千人を本土に避難させる「実動訓練」実施へ

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⬛口永良部島の250番目くらいの島民だった時期に30歳代を数年過ごしました。火山の島で近年も噴火で全島避難したニュースが流れましたね。屋久島、種子島、口永良部島を繋ぐ航路だけのトカラ列島の島です。明らかに馬毛島基地の今後を見通した避難訓練を行い、住民に戦争時への心構えを強要する目的もあるのでしょう。
樹齢千年超える縄文杉のある自然遺産のある屋久島であろうと関係なく、ここまで琉球弧の極小の島々まで隈なく、軍事行動(避難訓練は軍事訓練です)を行う日米の安保防衛政策に連携して抗するしかありません❗
****************
 内閣官房は先月27日。他国からの武力攻撃予測事態で、屋久島と口永良部島の約1万2千人を本土に避難させる想定の「実動訓練」を1月21日に行うと発表。
  (↓の新聞記事参照を)
これには断固反対します。屋久島・口永良部島が戦場になることを前提にした訓練。戦争を想定した訓練なんてもってのほか。
戦争を誘発しない。戦争をしない。させない。人を殺さない。殺させない。
一度戦争になれば止むことはない。ロシアのウクライナ侵攻から2年経つのに終わりは見えない。イスラエルのガザへの攻撃は激しさを増すばかり。
罪なき人々をどれだけ殺せば気が済むのか。子どもたちの泣き声・悲痛な叫びが聞こえないのか。
日本政府に訴えます。今こそわが国がなすべきこと。それは、「私どもは武器を放棄します。だからあなたたちも放棄してください。」と。 他国の文化や歴史。言葉などを理解し合うこと。「人の交流」に武器は必要ありません。
戦争で肉親を亡くした家族は恨みと憎しみを持ちます。その憎悪の根は再び戦争を起こすことになります。
今からでも遅くありません。戦争避難のための訓練をただちに辞めさせましょう!
◇  ◇  ◇  ◇ ◇  ◇
先月23日。宮之浦公民館で「馬毛島の軍事基地化が屋久島でもたらすものは?!」をテーマにつどいを開催しました。参加者は23名でしたが、とても有意義な集まりとなりました。
呼びかけ人を代表して渡邉博之さん。熊毛地区護憲フォーラムの大石正博さんから挨拶を受けました。司会進行は、私 (田中一巳)がさせていただきました。
県護憲平和フォーラム磨島昭広事務局長のパワーポイントを使っての説明。「軍事基地化が一気に進む南西諸島」「破壊がここまで進んだ馬毛島」「肥大化する軍事予算」「馬毛島で想定される年間最大飛行回数(約3万回)」「空域半径45キロの範囲に入る屋久島」「変貌する種子島=住民生活への影響」など、とても詳細にしかも分かり易い講演をいただいた。
続いて、11月29日に屋久島沖1キロの地点でオスプレイが墜落炎上する様子を目にし、他の漁師とともに、乗組員一人の救助 (既に死亡)を行った中島正道さんに語っていただく。
機体がくるくると回転しはじめ、エンジンから火が噴出した。水柱が上がるまでわずか十数秒、あっという間だったと。機体は原形をとどめていなかった。別のオスプレイも飛んで來たが、「また落ちるのではと思い、とても怖かった」と当時の緊迫した様子が伝わってきました。
会場からは、「屋久島を戦場と想定した避難訓練計画が進んでいる」と〇〇区の具体的な事例を語る参加者も。
最後に、この会の名称は仮称をとって「馬毛島の軍事基地化と屋久島の平和を考える会」にすることを確認。 「今後の取組みは、話し合いながら進めていくこと」に。午後8時に集いを終えました。
※会場には「西之表市」と「南方新社」の許可を得て、『馬毛島のかつての様子』写真を並べました。

15:11 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | ニュース
2023/09/17

馬毛島★「監査請求を行う市民の会」発足

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「監査請求を行う市民の会」発足
 昨日9月16日、自衛隊馬毛島新基地建設が進む鹿児島県西之表市で、馬毛島小中学校跡地を防衛省に売却し基地建設への道を開いた八板俊輔市長に対する、再度の監査請求を行う市民団体、「監査請求を行う市民の会」が発足しました。発足時会員総数31名とのことです。総会終了後、その場で、それぞれの監査請求書に署名しました。市民の会のニュース第1号を添付しました。
 西之表の市政を民主化し、なんとしても馬毛島自衛隊新基地建設を中止に追い込むため、いっしょに頑張りましょう。

14:46 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 報告事項
2023/09/17

■自衛隊馬毛島基地と、西之表市職員措置請求(住民監査請求)

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■自衛隊馬毛島基地と、西之表市職員措置請求(住民監査請求)
 9月16日、市内で「監査請求を行う市民の会」結成総会が開かれた。監査請求の要旨は、馬毛島市有地売却・市道廃止に関する以下の項目。
①裁量権の逸脱・濫用
②不適正な価格
③随意契約
④不当事由
 これは先に行われた約470名による監査請求の仕切り直しである。本日の参加者は約30名と少なかったが、今後三桁を目指したい。なお東京から塚本和也弁護士(東京弁護士会)が、オンラインで請求の説明やQ&Aに応じてくれた。
 9月19日には第1回目の請求書提出の予定。
 塚本弁護士の東京からの往復旅費など、費用もかさみますので、是非カンパをお願いします。
 振込先  南日本銀行 種子島支店 
      普通預金 1090226
      ミヤケ キミト
 監査請求を行う市民の会
 〒891-3101 西之表市西之表17854ー182
 電話&FAX 0997-23-1664
 携帯電話   090-3124-3946
    メール     miyake.kimito@agate.dti.ne.jp
 全国の皆さまの応援、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

14:41 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 報告事項
2023/08/07

論文「鹿児島県熊毛地域(種子島及び屋久島)の危機」

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*************  · 
鹿児島県熊毛地域の危機 
 西之表市在住の沖縄大学研究員牧洋一郎氏が昨日発表した論文です。
論文中引用されている、和田英夫博士(明治大学名誉教授、故人)の「国破れて山河無し、いや国が勝ちても山河無し」という言葉が現代の戦争を表しています。

■鹿児島県熊毛地域(種子島及び屋久島)の危機  
 現在、琉球弧(九州の南から台湾へ弧状に連なる島列、南西諸島)の島々では中国の脅威を念頭に、軍事基地の強化・要塞化が進行しており、殊に熊毛地域の住民らは不安と期待の中で騒然とした情況にある。そして、種子島の属島・馬毛島にての自衛隊基地及び米軍FCLP基地問題について、自衛隊と米軍の一体化すなわち集団的自衛権(自国に対する武力攻撃がなくても、同盟国が戦火に巻き込まれたときに、是非を問わず助けに入る権利)の行使が取りざたされる中、基地建設反対派の住民らは騒音被害を伴う等の理由で反対し、他方、基地建設賛成派の住民らは地域経済の浮揚等に繋がると期待し賛成している。
 それから、奄美大島や徳之島などでは、自衛隊と米軍が最大規模の実践訓練を行って、日米の軍事的な一体化を強く印象付けている。つまり、現実問題として、琉球弧の島々では日米共同訓練が行われ、米国主導のグローバリズムに南西諸島は翻弄されているのである。しかし、主権国家日本にとって、自衛隊は米軍の二軍であってはならないのである。対米従属による現代科学の総力戦(戦争)が、この世の地獄をつくることに繋がる可能性は大なのである。
 私が基地建設賛成派(改憲派)の主張に同意できない根拠として、彼らの見解には、平和的視点が欠落している点である。そして、中尾英俊博士が指摘する通り、改憲派の「自分が戦地に行かず、他人(若者・自衛隊員)に行け」とは卑怯な態度といえる。戦闘となった場合、自衛隊員らの生命の損耗が大きいのである。同博士の「憲法第九条を本当に実効あらしめるには、世界に第九条の意義を認めさせ、世界の各国に軍備禁止の規定をおいてもらうのである。つまり日本が憲法を改正するのでなく、世界に憲法の改正を呼びかけるのである。反核の問題以上に困難とは思うが、平和を願うならばその努力はすべきであろう」という主張に共感を覚えるものである。
 我々は、わが国憲法と日米安保条約・日米地位協定、在日米軍、自衛隊、アメリカの世界戦略の関係を注視する必要がある。また、東アジアにおいて日米中台間に如何なる経済的利害が横たわっているかを追求すべきである。その利害に起因する紛争・戦争が生じた場合、熊毛地域はその最前線に立たされるといっても過言ではあるまい。
 和田英夫博士の「国破れて山河無し、いや国が勝ちても山河無し」という指摘が現代戦争の宿命なのである。この必然を、我々は肝に銘ずべきである。結論として、権利のために闘争し、住民らは平和的視点を持つことが必要であるが、まず何よりも戦争を阻止することによって、この世の地獄をつくらないことである(反戦平和の貫徹)。
 沖縄では基地依存による収入よりも、観光産業による収入が上回るという成果を上げていることに注目すべきであろう。八木沢二郎氏は沖縄について、「かつて基地(米軍)に依存していた経済からサービス(返還基地の商業施設など)、観光等への転換が進み、基地なしでやっていける状況…」と報告している。この社会的・経済的変化は、沖縄の住民が闘いの連続から生み出したものである。また一方で、来間泰男教授は軍用地料帰属につき、「勤労に基づかない棚ボタのカネが、そこらにばら撒かれることを異常と感じていない。これを健全な社会といえるだろうか。しかもこのカネは、ひたすら軍事基地を維持したいという『積極的な意思』を日々育てているのである。」と沖縄の実態を憂えているが、種子島において基地賛成派の住民らは逆に、このような事態に期待しており、最も危惧すべき現実問題である。
 今、熊毛の住民らは防衛省による馬毛島基地着工により、島民の安全な暮らしが破られようとしているのである。中尾博士は、「平和を守る、あるいは平和を勝ち取ることは費用(カネ)もかかり疲れることである。しかしわれわれの(全人類)の生命を守り、国土を守るためにはそれをしなければならない。それこそが平和憲法を守る道なのである」と論述しているが、然りである。それから、南日本新聞の社説欄(2023年8月3日記事)に「過度な防衛力強化は周辺国への脅威になり、軍備強化を競い合う『安全保障のジレンマ』に陥りかねない」とあるが、このことは熊毛地域の住民のみならず日本国民全員が考えねばならぬ問題である。
               2023年8月6日 種子島在住者 牧洋一郎
<参考文献>
中尾英俊『日本社会と法』日本評論社1994年
和田英夫『学習憲法』評論社昭和41年
八木沢二郎「総選挙の結果」『情況』情況出版2015年1・2月号
来間泰男『沖縄の米軍基地と軍用地料』榕樹書林2012年
樋口陽一=小林節『憲法改正の真実』集英社2016年
小林直樹『憲法第九条』岩波書店1982年
九州防衛支局『熊毛基地(仮称)建設事業に係る環境影響評価書のあらまし』(令和5年1月)防衛省『令和4年版日本の防衛』2022年

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2023/07/24

馬毛島基地建設 撤回を 鹿児島 連絡会総会で田村貴昭衆院議員

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   2023年7月24日(月)しんぶん赤旗

 馬毛島で米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)移転に伴う自衛隊基地の建設が進められている鹿児島県西之表市で、「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」が23日、第5回総会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。

 山内光典会長は、岸田政権が地元理解を得ないまま工事を強行したと強調し「民意も地方自治も無視している」と訴えました。

 田村氏は、アメリカいいなりに大軍拡を進める岸田政権を批判。「『戦争する国づくり』の拠点ともいうべき基地計画。撤回まで全力でがんばる」と決意表明。総会後の学習会では東京での連帯運動や、買収や建設予算のルール違反、官製談合疑惑などを解説しました。

 県護憲平和フォーラムの磨島昭広事務局長、立憲民主党の水野素子参院議員があいさつ。オンライン参加で朝井志歩・愛媛大学准教授が建設反対運動に加えて建設後も想定した運動を提案。日本平和委員会の千坂純事務局長が、新基地は日本や国民を守るものではないと指摘。沖縄の運動を引き合いに不屈のたたかいを呼びかけました。(以下略)


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米軍施設等に関する馬毛島問題の経緯


2019/12/17

米軍施設等に関する馬毛島問題の経緯01

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平成231020

協議会において要請活動。
協議会が要請活動を行う。

  • 民主党陳情要請対応本部

筆頭副本部長 鈴木克昌(民主党副筆頭幹 事長)
副本部長 石関貴史(民主党副幹事長)

  • 文部科学省 城井崇 大臣政務官
  • 外務省 加藤敏幸 大臣政務官
  • 防衛省 神風英男 大臣政務官

防衛省にて、772名分の署名を提出する。

平成231019

協議会が厚木基地の現地視察を行う。

平成231014

協議会は伊藤祐一郎鹿児島県知事に対して、反対署名の状況報告及び今後の活動について報告。 署名については、地元住民の過半数を超える54.4%と報告。 伊藤知事も「地元の意志としては重い」と発言。

平成23922

西之表市議会が、定例会本会議で、同市・馬毛島への米軍艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)移転について市と防衛省が同席する住民説明会開催を求める陳情を不採択。

平成2395

米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会を開催。
署名が6万件以上、県・国への要請活動、現地調査や集会等について確認がされる。

平成23811

馬毛島への米軍施設に反対する市民団体連絡会が主催で馬毛島問題学習講演会を開催。12月に中種子町コリーナでも開催。

平成2389

防衛省(地方協力局移設整備室長)が種子島漁協に対し、非公開で移転計画についての説明を行う。

平成23729

市議会臨時会において馬毛島への自衛隊施設設置の推進を求める陳情について不採択。

平成23715

「自衛隊訓練施設設置の推進を求める会」より、防衛省案に賛成する陳情書を市と市議会に提出し、記者会見を開催。

平成23713

中種子町が中種子町中央公民館において、町民向け説明会を開催。

平成2378

各校区等への馬毛島問題に関する説明会開始。
馬毛島を守る女性の会による決起集会が西之表市役所駐車場で開催される。

平成2377

馬毛島への米軍訓練基地化を許さない住民の会及び馬毛島の自然を守る会主催による馬毛島問題学習講演会を開催。
協議会による反対署名を開始する。

平成2372

防衛省側の説明を受け、「断固拒否」とあらためて反対の意向を防衛省側に伝える。(米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成23628

地元への説明や同意もないまま、日米協同文書に馬毛島が明記されたことに対して、防衛省(米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成23628

鹿児島県議会が「地元の意向に反した馬毛島へのFCLP米軍基地建設に反対する意見書」意見書を全会一致で可決。

平成23625

米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会開催し、今後の方針として、以下を決定する。

  1. 早急に防衛省に抗議に行く。
  2. 協議会として情報収集のため、防衛省側の説明を受ける。
    その際会場は西之表市とし、報道陣に公開する。
  3. 防衛省から説明を受けたのち、協議会共通のお知らせを作成し、住民に配布する。
  4. 防衛省側の説明を受けたのち、協議会として署名活動に取り組む。
  5. しかるべき時期に、集会を行う。

準備作業については、各市町の事情もあることから、連絡を取り合いながら、それぞれ進めていく。

平成23622

FCLP移転候補地に馬毛島が明記されたことを受け、種子島と屋久島の住民団体や医師会、観光協会など11団体は22日、北沢俊美防衛相に抗議文を送る。

平成23621

種子島屋久島13町で、断固反対の懸垂幕等を庁舎等に設置する。

平成23617

米軍関係施設等の馬毛島移転問題経過報告会を開催(西之表市)

平成23615

南種子町議会が移転に反対する決議を採択

平成23614

中種子町議会が移転に反対する決議を採択
屋久島町議会が移転に反対する決議を採択

平成2369

鹿児島県議会議長に対し、要望活動を行う。
(
米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成2366

陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移転に反対する決議」を全会一致で採択

平成2363

61日の要請活動において断固反対の抗議を行ったにもかかわらず、防衛省側が馬毛島の施設整備について説明を行ったとするような対応をしていることに対し、地元としては説明を受けたつもりはないとして、防衛省へ抗議文を出す。

平成2361

民主党・防衛省に要望活動
(
米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成23525

米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会で、鹿児島県に対し要望活動を行う。
あわせて反対の意思表明のための記者発表を行う。

平成23516

米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会において、断固反対の意思確認を行う。

平成221220

民主党・防衛省に要望活動
(
米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成22531

民主党・防衛省に要望活動
(
米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)

平成22430

「米軍空母艦載機離着陸訓練施設馬毛島問題対策協議会」(熊毛郡の首長・議長・県議で構成)の名称を「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」に変更

平成22326

「馬毛島への米軍基地移転に反対する郡民集会」が市民会館で開催される。
(
馬毛島問題住民の会)

平成22325

自民党、社民党、民主党県連に反対要請書を提出

平成22325

首相官邸に移設反対の申し入れ。
(
県知事・県議会議長・徳之島3町長・西之表市長)

平成22324

県議会が「普天間基地代替施設の県内移設反対」を決議

平成22219

種子島屋久島振興協議会を開催し、断固反対を再確認。

平成21129

防衛省に要望書提出

平成21129

市議会が「米軍普天間飛行場の馬毛島への移転に反対する決議」

平成211112

防衛省に「米軍空母艦載機離着陸訓練施設の馬毛島移転反対要請書」を提出

平成21514

「馬毛島に米軍の訓練基地を許さない住民の会」が住民4958人分の署名を添えた陳情書を県議会に提出。

平成2092

防衛省に移転反対の要望書提出

平成20111

県知事に「米軍空母艦載機離着陸訓練施設の馬毛島移転反対要請書」を提出

平成191023

防衛省に移転反対の要望書提出

平成1995

県知事に「米軍空母艦載機離着陸訓練施設の馬毛島移転反対陳情書」を提出

平成19528

米軍空母艦載機離着陸訓練施設馬毛島問題対策協議会設立

平成19310

馬毛島への米艦載機訓練移転反対決議(熊毛14)


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