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2018/01/21

沖縄石垣島・御嶽の森消滅の危機

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http://www.y-mainichi.co.jp/news/32882/

御嶽の森消滅の危機

20180120日 八重山毎日新聞・社説 

早急な南根腐れ病対策協議会の設置を

 

 ■巨木の枯れ死

 米どころの平田原や平地原では、トラクターが、粗ごなしや地ならしに泥まみれになって慌ただしく動き回っている。一方、早くも田打ちを終え水が張られ、田植えを待っている水田もある。

 田打ちは、琉球王府時代の農業指導書「八重山島農務帳」によれば、3度することとあり、現代の機械化農業では考えられない重労働であった。稲作が機械化、近代化されたとはいえ、自然が相手だけに、神への敬虔(けいけん)な祈りは今も昔も変わらない。

 各御嶽では稲作農家が、神へ種もみの発芽と成長、豊作を祈願する種子取祭りを行っている。

 ところが、その御嶽の森では神木の枯死が目立ち、森全体の樹木が枯死する恐れがあるという報告が昨年、発表された。

 神々の降臨する神聖な森をヤマという。うっそうと生い茂ったからヤマ(山)と呼んだのであろう。しかし、御嶽の森は今や樹木もまばらで、巨木はほとんどが枯れヤマと呼ぶには気が引けるほどである。

 

 ■樹木のがん南根腐れ病

 宮鳥御嶽や真乙姥御嶽等のクワノハエノキ等の巨木の枯死に胸が痛む。

 枯死の原因は南根腐れ病といわれる。樹木のがんといわれる恐ろしい病気だ。

 国内では1988年、石垣島で発見されたといわれ、その後、奄美大島や小笠原でも発見され、深刻な問題となっている。

 南根腐れ病は亜熱帯地域に広く分布する。キノコの仲間の「シマサルノコシカケ」の菌糸によって引き起こされるといわれる。

 病害にかかると葉が変色し落葉してやがて枯死に至る。胞子が飛散したり、罹患(りかん)した根が健康な根と接触したりすると感染するとされ、汚染された土壌には樹木が育たないといわれる。(以下、略)


14:47 | コメント(0) | ニュース

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